2017年02月13日 (月)

米グラミー賞 ピアニストの内田光子さん参加の作品が受賞

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アメリカ音楽界で最高の栄誉とされる「グラミー賞」の各賞が発表され、イギリスを拠点に世界各地で活動を続けるピアニストの内田光子さんが参加したアルバムが「最優秀クラシック・ソロ・ボーカル・アルバム賞」を受賞しました。

グラミー賞はアメリカの音楽界で最も権威がある賞とされていて、今回で59回目となります。

カリフォルニア州のロサンゼルスで12日、各賞が発表され、イギリスを拠点に世界各地で活動を続けるピアニストの内田光子さんが、ドイツのソプラノ歌手、ドロテア・レシュマンさんの伴奏を務めた、アルバム「シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌」が、最優秀クラシック・ソロ・ボーカル・アルバム賞を受賞しました。

内田さんは静岡県出身の68歳で、これまでに数多くの国際コンクールで上位入賞を果たし、6年前のグラミー賞でも、最も優れた演奏家を選ぶ最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞を受賞しています。

一方、サウンドトラック部門にノミネートされていた、音楽家の坂本龍一さんが手がけた映画「レヴェナント:蘇えりし者」のテーマ音楽や、最優秀リミックス・レコーディング部門にノミネートされていた、日本人プロデューサーのstarRoさんの作品は、いずれも受賞を逃しました。

過去の主な日本人や日本出身者の受賞

グラミー賞では、これまでもさまざまな部門で日本人や日本出身の人が受賞しています。

1987年に、デザイナーの石岡瑛子さんが、ジャズトランペット奏者、マイルス・デイビスさんのアルバムのデザインで「最優秀アルバム・パッケージ賞」を受賞しました。

1989年には、坂本龍一さんが映画「ラストエンペラー」のテーマ音楽で「最優秀映画音楽アルバム賞」を受賞しています。

2001年にシンセサイザー奏者の喜多郎さんが、また、2008年に太鼓奏者の中村浩二さんが参加したグループが、ともに「最優秀ニューエージ・アルバム賞」を受賞しています。

2011年には、人気ロックバンド「B’z」のギタリスト、松本孝弘さんが、アメリカのギタリストとの共作アルバムで「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞」に選ばれたのをはじめ、内田光子さんが「最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞」を受賞しました。

このほかにも、ジャズピアニストの上原ひろみさんが参加したジャズバンドや、箏奏者の松山夕貴子さんが参加したアルバムが受賞しています。

最近では、2014年に、アメリカ・ロサンゼルスで活躍するレコーディング・エンジニアの「Sadaharu Yagi」さんが手がけたアルバムが「最優秀ラテン・ポップ・アルバム賞」に選ばれたほか、去年には、世界的に活躍する音楽家、小澤征爾さんが指揮をした、「ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》」が最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞しました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:12:11  | カテゴリ:文化のニュース
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