2017年02月13日 (月)

将棋 三浦九段 復帰戦で羽生三冠に敗れる

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将棋ソフトの不正使用疑惑をめぐって一時、出場停止処分を受けていた三浦弘行九段が13日、4か月ぶりとなる復帰戦で羽生善治三冠と対局しましたが、勝利で飾ることはできませんでした。

三浦九段は去年10月、対局中に将棋ソフトを不正に使った疑いがあるなどとして日本将棋連盟から年内の出場停止処分を受けましたが、その後、調査委員会が不正の証拠はなかったという結論を出し、連盟の会長が交代するなど大きな混乱が起きました。

三浦九段は13日、東京の将棋会館で4か月ぶりの復帰戦となる竜王戦の予選に臨み、およそ50人の報道陣が取り囲むなか羽生善治三冠と対局しました。
将棋会館での対局では、スマートフォンなどの電子機器をロッカーに預ける決まりが定められていますが、13日は2人の希望によって、金属探知機によるボディーチェックが行われたということです。

対局は、三浦九段がブランクを感じさせない指し手で積極的に攻め、最終盤まで一進一退の攻防が続く熱戦となりましたが、午後10時45分に三浦九段が投了して131手までで羽生三冠が勝ち、三浦九段は復帰戦を勝利で飾ることはできませんでした。

三浦九段「熱戦になったのは唯一の救い」

三浦九段は対局後、手応えについて聞かれ、「これだけ指さなかったことはなかったので、ちょっと分かりません。見落としも結構あり、もっといい指し方があったんじゃないかと思っています。熱戦になったのは唯一の救いかなと思います」と振り返っていました。

また、羽生三冠は、13日の三浦九段の指し手について、「非常に新しい将棋で、こちらがずっと対応に苦労する将棋でした。終盤も読み切れていなかったので、最後までぎりぎりの勝負でした」と話していました。

日本将棋連盟 佐藤会長「名誉回復まだ不十分」

今回の混乱を受けて今月6日に就任した日本将棋連盟の佐藤康光会長は「三浦九段は4か月ぶりという大変な状況での対局だったが、力と力、読みと読みがぶつかり合う大熱戦で、大変見応えのある対局でした」と三浦九段の復帰戦を振り返りました。

そのうえで今後について、「三浦九段への名誉回復は、まだ十分にできたとは思っていない。休場中の問題もまだ解決していないことがある。対局環境についてもより厳しく直していき、棋士が心おきなく将棋ができるルール作りを実現するために、変えるべきことは変えていきたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:23:01  | カテゴリ:文化のニュース
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