18世紀後期の朝鮮王朝第22代王、正祖(チョンジョ)、名はイ・サン。
陰謀渦巻く朝廷で幾度もの暗殺の危機を乗り越え、偉大な王として多くの功績を残したイ・サンの波乱万丈の生涯を描く歴史エンターテイメント・ドラマ。
ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』のイ・ビョンフン監督の最新作。人間イ・サンの人生を、実在した人物や出来事をベースに、友情や純愛のストーリーを織り交ぜながらドラマチックにつづるヒューマンストーリー。宮廷行事の記録画などを担当した役所・図画署(トファソ)の様子が、ドラマでは初めて詳しく描かれている。
主演は、『チェオクの剣』ファンボ・ユン役で人気のイ・ソジン。
韓国では最高視聴率38%を記録し、あまりの人気に話数が延長された話題作。
- 演出:
- イ・ビョンフン、キム・グノン
- 脚本:
- キム・イヨン
- 音楽:
- イム・セヒョン
- 制作:
- MBC/KIMJONGHAK PRODUCTION(2007年 韓国)
イ・サン11歳。王位後継者であったサンの父は、何者かの陰謀により、謀反の濡れ衣を着せられ、サンの祖父である第21代王、英祖(ヨンジョ)によって死に至らしめられる。
父を救えなかった無念の思いを抱きながらも王位後継者となったサンは、民を大切にする賢君である祖父、英祖から、王としての哲学や手腕を学ぶ。一方、サンの父を陥れた黒幕とその一派は、朝廷内にはびこり、今度はサンの廃位や暗殺を狙う。
そんなサンを支えるのは、幼い頃に友情を誓い合ったソンヨンとテス、そして頭脳明せきな側近ホン・グギョン。
人間として多くの苦悩を抱えながらも、王としての信念を胸に、民のための改革に取り組んでゆく。


1944年10月14日生まれ。1970年に韓国MBCに入社。
「朝鮮王朝500年」「ホ・ジュン」「商道(サンド)」など数多くの人気歴史ドラマを手がけ、2003年の「宮廷女官 チャングムの誓い」はアジア中で大ヒット。演出家として数々の賞を受賞。ドラマッチックな演出で史劇のヒットメーカーとして活躍している。
メッセージ
政治が混迷し、経済格差も広がる現代の社会で、人々は理想的な指導者像を求めていると感じました。当時も経済的、社会的に難しい時代でしたが、イ・サンは政治の派閥闘争をなくしたり、差別的な身分制度の廃止など、さまざまな改革をすすめ、経済、文化の発展に努めました。その一方で、即位後も常に暗殺の危機に苦しめられていたり、身分の低い女性に恋をして王子をもうけたりしました。韓国史上、最もドラマチックな人生を過ごした王だと思います。波乱万丈な人生も大変おもしろいうえに、今の時代に必要な優れた指導者像であると考え、正祖、イ・サンを題材に選びました。
