2010年01月15日 (金)年末年始は実家で -半井小絵-


 2010年がスタートしました。
すでに大雪の影響が出ていますが、今年はできるだけ穏やかな天気の1年になりますように・・・

 私は大みそか、ニュース7の気象解説をした後、新幹線に飛び乗りました。
実家でお正月を過ごすためです。
大みそかの新幹線は、雪による影響が出ていました。
自分で解説した予報を、直後に体験するのは不思議な気持ちでした。
名古屋付近では、辺り一面の銀世界でしたが、大きな混乱もなく実家にたどり着くことができました。

 家で私を待ち受けていたのは、嬉しいニュースでした。
股関節のけがで長期入院をしていた祖母が退院していたからです。
普段、両親は家族の病気やケガなどを私に連絡してきません。
私が心配すると思うからです。
 地方の仕事の帰りに実家に立ち寄ると、私の知らないうちに祖母が入院していたことが、これまで2回ありました。
 いつも、「こんどは、なにが…」とドキドキしながら実家の門をくぐるのです。しかし、今回は笑顔の祖母が私を迎えてくれました。
2010015nakarai.JPG 祖母は、私が気象の道に進むきっかけをつくってくれました。
昔から気象に興味があって、天気を毎日チェックしています。
でも祖母が天気を確認する理由は、単なる興味からではないのです。
昭和9年、小学校5年生だった祖母は京都で室戸台風の被害にあいました。
一瞬で2階建ての木造校舎が倒壊し、彼女はその下敷きになりました。
幸い柱と柱の隙間に入り奇跡的に助かりましたが、友達21人をなくしました。
祖母は災害の恐ろしさを体験してから、天気の確認を欠かさなくなったのです。

 おばあちゃんっ子の私は、子供の頃から祖母と一緒に毎日、天気予報をみていました。
そのため、大人になって、何か資格を得ようと思ったときに頭に浮かんだのが
気象予報士だったのです。

 祖母は今でも簡単な天気図をみて天気の傾向がわかります。
自称、“お天気おばあちゃん” …。
もうすぐ87歳です。

投稿者:半井小絵 | 投稿時間:18:45

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