キャスター・アナウンサー BLOG

再会?

2012年05月09日 (水)

先日、福井県西部のおおい町名田庄地区を取材。山間の環境を大切にしたいという農家の男性のお宅を訪ねました。誇らしげに自然の豊かさを語る男性といっしょにご自慢の田んぼをのぞくと、澄んだ水の中に発見しました!


 
イモリです。
実物を見たのは何年ぶりでしょう。私も自然豊かなところ(神奈川県南足柄市)で育ったので、子どものころにつかまえたりしたのを思い出しつつ、再会したような気分で、取材後に少しだけ観察。姿はトカゲに似ていますが、動きはのんびりしているので、手にも簡単に乗せられます。


20120509_2.jpg
 
イモリを水の中に帰して「自然ていいな」と実感すると、吸い込んだ空気がよりおいしく感じられました。

 

投稿者:小澤 康喬 | 投稿時間:12:23 | カテゴリ:小澤 康喬 | 固定リンク
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希望の塔

2012年05月03日 (木)

ニュースウオッチ9では、祝日などの放送日に、スタジオにお花を飾っています。
今回は、4月30日、昭和の日、華道家前野博紀さんと南三陸町の子供たちが描いた絵の共作です。

※画像をクリックしますと拡大でご覧になれます。
 

テーマは「希望の塔です。

 
花材
 キバコデマリ
 ムシカリ
 オリエンタルユリ
 オンシジウム
 カーネーション
 バラ



資材
 南三陸町の塩害木
 (ウス、フェンス、スコップ等含む)
 南三陸町の子供たちの描いた絵
 (板材)







(作 前野博紀さん)
 

 先日、南三陸町に行って、ガレキの山の前で、ア然としました。様々な情報が飛び交う中、安全なガレキの処理が進んでいない状況を見て、自分でも何かをせねば!と思いました。
 今回は、南三陸町の子供たちが塩害木の板材に描いた絵と、現地のガレキの山から私が拾い集めた(もともとは生命の宿っていた木であり、今はガレキと呼ばれる)生命のカケラとのコラボレーション作品です。
 南三陸町の子供たちには「大切なもの」をテーマに描いてもらいました。震災前の自分が大切にしていた思い出を描く子もいれば、今、目前に広がる“大自然”を、そして“夢”という大切なものを描く子供もいました。子供たちが描いた大切な想いとガレキとが、新しいアートとして再生され、そこに“花”という生命(いのち)がいけられた様子には、以下のメッセージを込めています。

 すでに役に立たなくなったと思えるガレキの中にも、もう一度人の手で新たな役目をもたせてやれるものがあるように、どんなに傷付いた心も、どんなにたいへんな日常でさえ、諦めず、新しい発想でもの(事)を観れば、新しい希望が見えてくるものです。そんな思いと“花が咲く”イメージを連動させ『希望の塔』と名付けました。
 どんな人の人生にも花が咲きますように。そして、この国にたくさんの笑顔の花が咲く事を心より祈っています。そのために、“今”、“ここから”私たち一人一人が出来る事を皆で考えていきましょう。


 

前野博紀


 

こちらの「希望の塔」、国連大学で展示することになりました。
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場所:地球環境パートナーシッププラザ
   渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1階
   03-3407-8107

期間:5月1日~6月30日
開館時間:午前10時~18時(火曜~金曜)
     午前10時~17時(土曜)
休館日:日曜・月曜・祝日
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投稿者:番組スタッフ  | 投稿時間:18:17 | カテゴリ:番組スタッフ | 固定リンク
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沖縄取材記~最西端の島で~

2012年04月11日 (水)

リポーターの井上裕貴です。
北朝鮮の「人工衛星」打ち上げをめぐり、各地に配備された自衛隊。
私たちは4日間、沖縄県で配備の動きを取材しました。

向かったのは与那国島。
 

万が一の際のけが人の救助のため、この島にも陸上自衛隊が配備されました。
日本で最も西に位置していて、晴れた日には台湾まで見渡せます。

実は与那国島では、昨年度からの新しい防衛大綱に基づいて、100人規模の沿岸監視部隊を配備する計画があります。軍事力を増す中国など、この地域の防衛体制を強化することが目的です。計画では、島に駐屯地を建設することが盛り込まれていて、住民の間では誘致するのか/しないのか、意見が割れた状態が続いていました。そんな中での、今回の配備です。

到着してすぐ気づいたのが、数々の横断幕。
空港を出て道を走ると、誘致に「賛成」「反対」する横断幕や旗が島のいたるところに。
賛成派、反対派ともに、自衛隊の存在を強く意識していることが伺えました。

そして取材開始。
自衛隊誘致に前向きで理解を示す人たちからは、
「自衛隊が100人来ることによって過疎化に苦しむ島が活性化する」
「中国の存在や今回の人工衛星など、やはり居てくれることは頼もしい」

一方で駐屯地建設などに反対する人は、
「駐屯地を作ることで周辺の国々を刺激するのではないかと怖い」
「これまで通った釣り場や浜辺に行けなくなる。観光にも響くのが心配」

さらに、今回の自衛隊配備をどう受け止めているのか聞いたところ
「何か起きた場合に支援してくれる。住民と会っていくことで違和感は少なくなるのではないか」。
一方「ひとつの地ならし。自衛隊がいないと島は守れないよというPRにしか見えない」といった対立する声が。

人口1600あまりの小さな島で、どちらの立場に回るのか。
親族や友人と、人間関係にも影響がでかねないため、公の場で住民が意見を言い合うということは少ないと話す方が多くいました。しかし北朝鮮の「人工衛星」打ち上げの裏で、住民たちは自衛隊の動きにも、しっかり目を凝らしています。

与那国島の、国境近くにあるが故の事情。
北朝鮮が予告する「人工衛星」の打ち上げが行われる/行われないに関わらず、
この島では自衛隊駐屯地建設をめぐり意見の対立は続きます。
日本の防衛強化の目的のもとに、基地問題を抱える沖縄の地域がまた1つその役割を課され、
それに揺れているということを肌で感じた取材でした。
北朝鮮の動向とともに、与那国島が進んでいく道を、今後もしっかり注視していきます。

 

投稿者:井上 裕貴 | 投稿時間:00:11 | カテゴリ:井上裕貴 | 固定リンク
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