2018年09月11日 (火)

最後の1失点と、「1%の後悔」と...   一橋忠之

あの日、ロシアのピッチで見た出来事を、何度も思い返しています。

サッカーワールドカップロシア大会。
7月2日 ロストフアリーナ、決勝トーナメント1回戦 日本vsベルギー。
2-0リードから2-2同点に追いつかれて、アディショナルタイム。

「やられるっ!」デブルイネ選手の高速ドリブルから日本の左サイドにボールが入ったとき、中は数的不利になっていました。

長友選手が引っ張りだされ、長谷部選手が戻りながらルカク選手につく。
そのルカク選手がスルーしたボールは、長谷部選手が伸ばした足先をかすめてファーサイドのシャドリ選手へ……。

そして、歓声と悲鳴。

「これが世界との差かっ」記者席にいた自分の口から、思わずこぼれた一言です。

日本2-3ベルギー。こみ上げてくる寂しさ、悔しさ。いまでもその時の気持ちがよみがえります。

世界ランク3位のベルギーを相手に、原口選手と乾選手のゴールで2点リード。
ゲーム後半の序盤までは、次の夢を思い描くのに十分な状況でした。しかし、そのおよそ30分後に、逆転され、ワールドカップ敗退。

スポーツに「タラレバ」はありませんが、それでもなお、勝つことができたとしたらどんな方法があったのか、考えずにはいられませんでした。

キャプテンの長谷部誠選手は、失点するまではベルギーチームは上手く機能してないと感じていた。しかし失点後は今まで感じたことのないぐらいの圧力を感じた、と話し、自分たちの甘さ、経験のなさのようなものも痛感した、とも話していました。

ワールドカップ3度目の出場となる今大会を終え、日本代表を引退すると表明した長谷部選手。

ロシアから帰国したときの記者会見で語られた「99%の満足感と1%の後悔がある」。

その1%をどう次につなげていくのか、僕たちの日本代表の姿をこれからも見続けていきたいと思います。

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(帰国後、胸がいっぱいの一橋アナ)

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:17:10


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