2018年09月26日 (水)

見られている   一橋忠之

 

みなさん、こんにちは。

迷ってますか?

僕は迷ってます。

夏物、片付けようか。

そもそもこの時期、何をきるべきか。

20180926_blog_ichihashi.JPG

どうせなら毎日スーツのほうが、楽は楽なんですが(迷わないという点において)満員電車の通勤、駅から会社まで汗だくになるような日差しを考えると、もう少し着心地として楽な服、でも今日も、雨だし、微妙に蒸し暑いし、今は降ってないけど、あとで雨っぽいし。

迷いに迷っている一橋です。

 

前置きが長くなりましたが、大相撲秋場所が終わりました。

よくよく考えてみると、年六場所のうち、国技館で行われる三場所は必ず見に行くという生活を、長く続けています。

その中で、今場所ほど見所が多かった場所もそうそう無いなと思い返しています。

稀勢の里の復帰、御嶽海の大関とり、角番の栃ノ心、そして白鵬の幕内通算1000勝などなど、まさに枚挙にいとまがないという幕内の充実した取り組み、顔ぶれでした。

それに比例するように国技館は連日満員。

昼過ぎごろに国技館の前に着くと、熱心なファンの方たちが大勢並んでいます。

もちろん入場まちではありません。

力士の入りまちです。

それぞれのお気に入りの力士の到着を待ち、「今日もがんばってー」と、声をかけるのです。

館内はもちろん、外まで大いに盛り上がっていた今場所。

中でも印象に残るのが、序二段の大露羅(おおろら)です。

体重292.6キロの歴代最重量といわれる力士です。

35歳。この秋場所を最後に引退しました。

最後の取り組みで今場所初白星を挙げた大露羅は、土俵に向かって両手を合わせ、一礼。

大きな声援を浴びながら、花道を引き上げていきました。

私は大露羅について、ニュースでお伝えしたことはありません。

幕内に上がったことのない大露羅を、この日もニュースで取り上げることはありませんでした。

それでもたくさんの方が声援を送る姿を見て、改めて、見ている人はちゃんと見ているんだなと感じました。

勉強不足で大露羅を知らなかった私は、実はこのとき、はじめて大露羅について調べました。

故北の湖親方にスカウトされ、ロシア出身者として初の角界入り。長く北の湖親方の付け人を務め、生前、師匠とは定年までがんばるよう約束していたそうです。北の湖親方が生きていれば65歳定年となった今年、その約束を果たすかのように引退しました。

 

熱心なファンの方たちはきっとご存知だったんでしょうね。

たくさんの拍手をもらい、花束を抱えて笑顔で花道を去る大露羅の姿をみて、素直に素敵だなと思いました。

がんばっている姿は誰かが見てくれている。

見られているという自覚と、しっかり見つめていこうという決意を、新たにさせてもらった秋場所でした。

 

 

投稿者:一橋忠之 | 投稿時間:16:34


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