屋久島・皆既日食の思い出【田代杏子】
2009年08月02日 (日) 7月22日、その瞬間、みなさんは空を見上げたでしょうか?見えましたか?
「皆既日食です」。
※撮影協力 国立天文台
私はその時を鹿児島県の屋久島で迎えました。
その日、皆既日食が観測できるはずだった日本の南の島々、ほとんどが曇りや雨でした。
私が訪れた屋久島もあいにくの天候でした。
皆既日食を待つ間、雲が薄くなって、
欠けた太陽のシルエットが
ちらっと見えたり隠れたりするたびに、
地元の子どもたちと一喜一憂しました。
結局、皆既日食を観測することはできませんでした。
それでも、太陽が完全に
月の陰に隠れる瞬間、
辺りが、一瞬にして真っ暗になるという
体験ができました。
まるで誰かが照明の明るさを急に絞ったかのようにがくんと暗くなるのですね。
屋久島の大自然が一気に暗闇に包まれる、
そのダイナミックさを目の当たりにして、
「今世紀最大の天体ショー」といわれる所以が
分かるような気がしました。
島の子どもたちも感想を聞かせてくれました。
「鶏が鳴いてびっくりした!」。
「セミが鳴き始めたのはなんでだろう?」。
「暗くなって夜みたいになって、おなかが空いた」。
などなど。
故郷で体験した自然の神秘、みんなにとって一生の思い出ですね!
投稿者:田代 杏子 | 投稿時間:14:51






