斉田季実治

2017年08月04日 (金)

気象キャスター 斉田季実治の天気豆知識

【台風の「転向点」と「長寿」】

 台風の進行方向が、西向きから北ないし東に大きく変わる地点のことを「転向点(てんこうてん)」といいます。この転向点では台風の動きが特に遅くなりますが、今回の台風5号は奄美大島付近で転向点を迎えるため、奄美地方は台風の影響を長く受けそうなのです。

 転向点のあと、台風は上空の風に流されて加速することになります。台風5号はまだどのタイミングで上空の風に乗るのかはっきりしないため、九州など西日本へ接近する日時も定まっていません。台風は急に加速して近づくおそれもありますので、早めの備えをお願いします。

 一方で、迷走を続けた台風5号は、ある記録を更新するかもしれません。あす5日(土)の午前9時で発生から15日間となり、2000年以降で最も長寿の台風となりそうです。過去には1986年の台風14号が発生から消滅まで19.25日という記録がありますが、今回の台風5号はこの記録を超える可能性がでてきました。

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:21:44 | 固定リンク


2017年08月01日 (火)

#教えて斉田さん   斉田季実治

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2017年07月28日 (金)

気象キャスター 斉田季実治の天気豆知識

【ことしの台風は変?】

 あす29日(土)には台風5号が強い勢力を維持したまま小笠原諸島に接近するおそれがあり、暴風や高波に警戒が必要です。また、台風9号の影響で沖縄の先島諸島は大しけとなるため、高波に警戒をしてください。

 ことしは、きょう28日(金)までに台風9号まで発生していますが、そのうちの7個は7月に発生しました。これは1994年以来、23年ぶりの多さです。7月に台風の発生数が多い年は、年間の発生数も多くなる傾向にあります。ことしは台風への備えを怠らないようにしましょう。

 また、21日(金)午前9時に発生した台風5号は、高気圧に囲まれているため、ほとんど身動きが取れない状態です。今後もしばらく小笠原諸島付近に停滞し、長寿台風になる可能性があります。台風として15日間存在すれば、2000年以降で最も長い記録になります。

 台風から遠く離れている地域でも、台風からのうねりの影響で波の高い状態が続くおそれがあります。海のレジャーは十分にご注意ください。

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:21:47 | 固定リンク


2017年07月21日 (金)

気象キャスター 斉田季実治の天気豆知識

【土日は猛暑と大雨】

 今週は梅雨明けラッシュとなりました。19日(水)に関東甲信、東海、近畿、中国地方、四国、翌20日(木)に九州北部で梅雨明けの発表がありました。

 南の太平洋高気圧の勢力が強まって、梅雨前線が北上したためですが、この前線が土日は北海道や東北付近に停滞して大雨となるおそれがあります。前線の南側には、梅雨末期に西日本に大雨をもたらすような非常に湿った空気が流れ込む予想となっていますので、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水など警戒が必要です。

 一方、梅雨明けした関東から西の地域は晴れて厳しい暑さの所が多くなりますが、気温が上がる午後は大気の状態が不安定となって急な雷雨の所がありそうです。

 梅雨明け後初めての土日、夏休みに入って初めての土日という所が多く、お出かけされる方も多いと思います。熱中症と天気急変には十分ご注意ください。

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:21:51 | 固定リンク


2017年07月14日 (金)

気象キャスター 斉田季実治の天気豆知識

【夏が来る!】

 きのう13日(木)に九州南部で梅雨明けの発表がありました。いよいよ夏本番です。

 そのほかの地域も「あれ?まだ梅雨明けしていないの?」と思うような猛烈な暑さと不安定な天気が続いていますが、来週には続々と梅雨明けの発表がありそうな状況です。

 最新の1か月予報(7月15日~8月14日)によると、全国的に暖かい空気に覆われやすく、特に期間の前半は気温がかなり高い所がありそうです。熱中症にならないように、水分はのどが渇いたと感じる前にこまめに補給し、多量の汗をかいたときは塩分の補給も忘れないでください。

 私事ですが、ことし4日間の講習を受けて「ベーシック・サーフ・ライフセーバー」の資格を取得しました。その講習で学んだのですが、最近は海の家でアルコール度数の高いお酒を販売していることが多いそうです。酔っぱらった状態で海に入って溺れることや、砂浜で熱中症になって救急車を呼ぶケースが増えているとのことです。

 節度をもって、夏を楽しみましょう。私もどこかのビーチで監視をしているかもしれません。

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:20:00 | 固定リンク


2017年07月07日 (金)

気象キャスター 斉田季実治の天気豆知識

【線状降水帯とは?】

 九州北部の各地で記録的な大雨となっています。「線状降水帯」と呼ばれる積乱雲の帯が発生し、同じ場所に停滞し続けたためです。

 2015年の関東・東北豪雨や2014年の広島の土砂災害、それに2012年の九州北部豪雨もこの線状降水帯が発生したことで大雨となりました。

 今回は九州の北側に停滞した梅雨前線に向かって、雨雲のもととなる湿った空気の流れ込みが続いたことが第一の要因です。このような状況下で、地形の影響などによって上昇気流が起きると同じ場所で次々に雨雲が発生し、風で流される方向に向かって線状降水帯が形成されます。

 福岡県朝倉市から大分県日田市付近にかけての雨量が特に多くなっていますが、これは線状降水帯が居座った時間が長かったためで、このほかにも長崎県壱岐市から福岡県付近など、いくつも線状降水帯は発生しています。

 線状降水帯はどこに発生し、どれくらい停滞するのかは、梅雨前線の位置や風向きのわずかな変化によって変わるため予想をするのは難しいのが現状です。ただ、九州にはこの先、来週にかけても非常に湿った空気が流れ込む予想で、線状降水帯が発生しやすい状況が続くことはわかっています。

 最新の雨の情報を常に確認し、とくに夜間は崖から離れた場所や頑丈な建物の2階以上いるなど、少しでも安全と思われる場所に身をおくことが大切です。

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:22:00 | 固定リンク


2017年06月30日 (金)

気象キャスター 斉田季実治の天気豆知識

【梅雨明け間近?】

 きのう29日(木)に鹿児島県の奄美地方で梅雨明けの発表がありました。梅雨前線が西から北上し、奄美地方から離れたためです。

 例年は、このあと梅雨前線が本州付近を南北に行ったり来たりして、梅雨の大雨のピークを迎えるのですが、ことしは様子が違います。

 梅雨前線を北へ持ち上げる夏の太平洋高気圧が強い勢力を維持するため、前線は北陸や東北付近に停滞し、太平洋側には南下しにくい状況が続きそうです。このため、西日本から東日本の太平洋側は、あさって7月2日(日)以降は晴れて、真夏のような蒸し暑さが続く予想です。

 平年の梅雨明けは、九州南部で7月14日、四国で7月18日、九州北部で7月19日、中国・近畿・東海・関東甲信で7月21日、北陸で7月24日、東北南部で7月25日、東北北部は7月28日で、まだ2週間以上も先です。

 ただ、最近では2013年のように7月6日に関東甲信で梅雨明けし、8日には九州から東海で一斉に梅雨明けした年もあります。この年は、梅雨明けしてすぐに熱中症の被害が急増しました。

 自分のことはもちろん、周りの大切な人が熱中症にならないように、気を配って下さい。

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:22:00 | 固定リンク


2017年06月27日 (火)

#教えて斉田さん   斉田季実治

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:15:37 | 固定リンク


2017年06月23日 (金)

気象キャスター 斉田季実治の天気豆知識

【梅雨は次のステージへ】

 きのう22日(木)に沖縄で梅雨明けの発表がありました。

平年より1日早く、去年より6日遅い梅雨明けとなりましたが、注目すべきは降水量です。

梅雨の期間の那覇市の降水量は687ミリで、平年の2倍近くありました。

梅雨前線は沖縄本島付近に停滞することが多く、本州付近にはほとんど北上してこなかったためです。

 

 しかし、沖縄で梅雨明けしたということは、梅雨のステージがひとつ進んだことを意味します。

沖縄は夏の太平洋高気圧に覆われるため、梅雨前線は北上し、本州付近に停滞することが多くなります。

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 あす24日(土)は梅雨前線の雨雲が九州や中国、四国に広がり、25日(日)から26日(月)は全国的に広く雨となりそうです。

西日本を中心に大雨となり、風が強まって交通機関に影響がでるおそれもあります。

最新の情報を確認し、無理のない行動を心がけてください。

 

投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:22:00 | 固定リンク


2017年06月19日 (月)

今回はイラスト解説   斉田季実治

斉田です。 #教えて斉田さん にお答えします。

 

Q.

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A.波状雲(はじょううん)です。大気が波打っているときに上昇する所で発生します。

      山の風下側にできることが多いです。

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投稿者:斉田季実治 | 投稿時間:21:06 | 固定リンク


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