2017年5月12日(金)

もうすぐ梅雨… “健康にも影響” カビにご用心!

桑子
「雨のシーズンが近づいています。
沖縄や奄美では、平年ですとすでに梅雨入りしているくらいの時期なんです。」

 

有馬
「その梅雨時に気をつけたいポイントについて、保里リポーターです。」

保里リポーター
「これからの時期、気をつけたいのは『カビ』です。
このカビ、油断していると健康に影響がでることもあります。
しっかり対策が必要です。」

家事代行業者は大忙し

保里リポーター
「梅雨の到来を前に、今、大忙しの人たちがいます。」

家事代行業者です。
この時期は、年末の大掃除のシーズンについで利用者が多いといいます。

白井さやかさん
「もうすぐ梅雨でじめじめする。
カビがつく前に対策しておきたいなと。
この子も生まれたばかりなので。」

今回は、風呂場の掃除を依頼しました。
カビが生えやすいのが、お湯が出てくる給湯口。
そして、浴槽のへりの部分も水がたまりやすいので、注意が必要だといいます。

そして見落としがちなのが…。

家事代行業者
「こういうおもちゃ。
おもちゃも水気があるので、こういう所がカビたりする。」

この業者では、歯ブラシやスポンジなど、家庭にある身近な道具を使って掃除をしています。

白井さやかさん
「カビとかたまりやすい所は?」

家事代行業者
「こちらの下の所、こういう所。」

掃除のしかたもアドバイスすることで、定期的にカビ対策がとれるようにするためです。

家事代行業者 里田恵梨子さん
「身近にある洗剤・用具で出来る範囲で、継続してお客さまに保ってもらうためにノウハウ・やり方も伝授している。」

油断すると健康影響も…

梅雨の時期に増えていく「カビ」。
心配なのは健康への影響です。

カビの中には、吸い込んで放っておくと、最悪の場合、命の危険にさらされるものもあると専門家は指摘します。
それがこのカビ、アスペルギルスの一種。
アスペルギルスは花粉症と同じように、吸い込むとアレルギー症状を引き起こします。
初めは軽いせきや微熱が続く程度ですが、長期間吸い続けると、人間の体温を好むことから、気管支にすみつき組織を破壊します。
症状が進行すると、呼吸不全などに陥り、死に至ることもあるといいます。
この恐ろしいカビ、一般の家庭にもすんでいるといいます。

国立病院機構 相模原病院 臨床研究センター 谷口正実センター長
「ベッドの下・タンスの隙間のほこりの中によく認められて、エアコンの中にも当然増える。」

谷口さんによると、この症状の患者は少なくとも全国で10万人以上。
そのうちおよそ3割が重症だということです。

国立病院機構 相模原病院 臨床研究センター 谷口正実センター長
「かぜに非常に似ていて微熱・せき・たん、あまり強い症状ではない。
非常に診断の遅れが生じやすい疾患。
(症状がある場合は)早く医療機関でアレルギーがあるか検査を受けたほうがいい。」

少しの工夫でカビ対策

桑子
「死に至ることもあるというのは怖いですね。」

保里リポーター
「そのカビを抑えるためにはどうすればいいのか。
ちょっとした工夫を専門家に教えてもらいました。
まずは、エアコンです。」

桑子
「これからの季節、使いますよね。」

保里リポーター
「注意するのは、冷房を消す時なんです。
消すと、送風口が自動的に閉じますよね。
そうすると、内部に湿気が閉じ込められてカビが発生しやすい環境になるということなんです。
どうすればいいのかというと…。

冷房を使い終わったら、『送風』モードにしてください。
30分~1時間ほどこの状態でつけておけば、内部を乾燥させることができるということです。」

桑子
「乾燥させてからフタをするぶんには大丈夫ということなんですね。
エアコンの掃除って本格的にやるとなるとかなり大変なので、これだったらできますね。」

保里リポーター
「続いて、カビといえばなんといっても、お風呂場ですよね。」

有馬
「とにかくやっかいですよね、風呂場のカビ。」

保里リポーター
「どうすればいいかというと、50度以上のお湯をしばらくかける。
するとカビは死滅するということなんです。」

桑子
「お風呂に入ったときに、50度にしてかければいいんですね。」

保里リポーター
「ただその際、やけどにはお気をつけください!」

有馬
「でも、天井にお湯をかけるのは難しいですよね?」

保里リポーター
「そういう時は、こちら。

市販されている柄の長いワイパーを使います。
アルコール消毒液を含ませて拭くことで、カビの増殖を抑えられるとのことです。」

有馬
「なるほど、床で使うものを天井に使うと。」

保里リポーター
「発想の転換ですね。
続いては、家具です。
タンスやソファー、家ではどう置いていますか?」

桑子
「壁にくっつけて置いていますね。」

保里リポーター
「そうすると、空気がこもって家具の背面側にカビが発生しやすいそうです。
それを防ぐために、少しでもいいので、できるだけ壁から離して置く。
すると、空気が循環してカビが生えにくくなるとのこと。」

桑子
「帰ったら、早速ずらします!
本当にちょっとしたことで解決できるということなんですね。」

保里リポーター
「専門家によると、梅雨に入るとカビに根が生えて取れにくくなるそうなので、今から早目に対策を始めた方がよいということでした。」

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