2017年10月13日(金)

寒暖の差で体に“異変”?

有馬
「今日(13日)は、一気に季節が進んだなと感じた方、多かったのではないでしょうか。」



桑子
「こちらを見ていただきたいんですが、どちらも東京の映像なんです。
昨日(12日)はノースリーブなんですけれども、今日はコート。
襟巻きを巻いている方もいらっしゃいます。
同じ正午ごろの気温を比べますと、14度近くも下がりました。
ここまで気温差が激しいと、体に『ある異変』が出やすいんだそうです。」

“寒暖差疲労”に注意! 急激な気温低下で…

伊藤
「この気温の差で注意が必要なのが、『寒暖差疲労』です。
皆さん、疲れていませんか?」



伊藤
「寒暖差疲労ということば知ってますか?」

「どこかで聞いたことがあるような、ないような。」

「まわりでけっこう(体調)崩してる人がいた。」

「だるかったりするときはあります。」

気温の急激な変化で起きる体の異変、「寒暖差疲労」。
体の冷え、めまい、肩こり、顔のほてりなど、様々な不調を連鎖的に引き起こすこともあるんです。

昨日の東京都心は正午ごろ、気温が29度に達し、夏日に。





一方、今日の正午は15度2分。
その差は14度近くありました。
まさに「寒暖差疲労」が起きやすい状況なのです。

その症状とメカニズム

東京・世田谷区のクリニックには、体調不良を訴える人が訪れていました。

せたがや内科・神経科クリニック 久手堅司院長
「症状はどう?」

患者
「体が重いかなーと。」

男性は、体がだるく、頭痛もするといいます。

患者
「気温が高いころは普通だったのが、一気に寒くなって、どっと疲れがでる。
ひどい時は、なかなか起き上がれない。」



「寒暖差疲労」が原因になっている可能性があるということです。

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長
「通常は前日比から5度以上、下がったときに体に影響がでる。
体の中を維持するためのエネルギーをかなり消費してしまう。
寒暖差によって、体の中が疲労してしまう。」



久手堅院長によりますと、人のカラダには、体温などの体内環境を適切な状態に調整する機能がありますが、気温が一定ならば、この調整に消費されるエネルギーは少なくて済みます。



ところが、今回のように気温が急変すると、体は寒さから身を守るため、慌てて熱を作ろうとして、エネルギーを大量に消費してしまい、疲労が蓄積していくというのです。

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長
「最終的に冷え性の症状とか、自律神経失調症の症状になる。」

気温急降下を体験

伊藤
「10度以上の気温の変化、体にどんな影響があるんでしょうか。
こちらの部屋で体験します。」

東京・港区にある建材メーカーのショールームです。
室温が21度の部屋で10分間過ごします。




この後、はかった血圧が、こちらの数値。
次に、室温11度で10分間過ごします。
血圧は、それぞれ13と22、数値が上がりました。
東京有明医療大学の川嶋朗教授に聞くと、1日で気温が下がった時も、同じような負担が体にかかる可能性があるといいます。

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「人は自分が寒いと感じるか、暑いと感じるかで自律神経が動く。」

「1日で気温変化した場合も同じ?」

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「同じです。
結局きのうは暑かった、きょうは寒いと感じたときに体は変わる。」

あなたも もしや…

ここで、みなさんも危険度チェック。
「夏の暑さ、冬の寒さが苦手」「エアコンが苦手」「季節の変わり目に体調を崩しやすい」「手足が冷たく感じることが多い」など、全部で7項目。
川嶋教授によりますと、1つでもあれば要注意。
4つ以上なら深刻だということです。
そして、明日(14日)以降も続く、肌寒い日々。
川嶋教授は「寒暖差疲労」のまま迎えると、さらに体調が悪化しかねないと指摘します。

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「実際疲労感じているとき、エネルギーはいっぱいいっぱい。
それ以上エネルギーは使ってはいけない。
冷たい飲み物は取らない、常温以上のものを取る。
寒ければ重ね着する。
体温を下げないように、ぬるい風呂にゆっくりつかることが大事。」

“寒暖差疲労”に注意!

桑子
「私、先ほどのチェックシート、7中5つも当てはまってしまいました。」

有馬
「皆さんも『寒暖差疲労』を貯め込まないないように注意してください。」

桑子
「体に無理をさせないということですね。」

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