2018年4月3日(火)

“春バテ”あなたは大丈夫ですか?

桑子
「今日(3日)の北陸・富山市。
気温は26度まで上がり、今年(2018年)初めての夏日となりました。」

有馬
「東京でも、早足で歩いたら大粒の汗をかきました。
4月になったばかりなのに。」

桑子
「そんな新年度、スタートダッシュ!と思っていても、なんだか体の調子がよくない…という方いらっしゃいませんか?
その原因、もしかしたら…『春バテ』かもしれません。」

もしかして“春バテ”? 疲れ 不眠 心身不調

上原リポーター
「『春バテ』ご存じですか?」

「いいえ。」

「知らない。」

「今日、眠れなかった。
『春バテ』と言われたらそうなのかも。」

「家に帰っても、ずっと疲れが抜けない感じがすごい。
『春バテ』です。」

上原リポーター
「何か『春バテ』症状ありましたか?」

「暑い夏みたいな気温の日と、翌日すごく寒かったりして、ちょっともやっとしているというか、何かおかしいかなと。」

「春バテ」とは何か。
専門家をたずねました。

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「夏バテのような症状が春先に起こっている、そういう状況。
だるい、やる気が起きない、眠くてしかたない、食欲がない。
そういうことも症状の1つになると思います。」

医師などでつくる団体の調査では、「3月から4月に心身の不調を感じることがあるか」という質問に対し、「とても感じる」「やや感じる」と答えた人の割合は、あわせて全体の61%に上っています。

「気温の変動」「生活の変化」

では、「春バテ」の原因は…。

1つが、「気温の変動」だといいます。
この冬は、強い寒気が断続的に流れ込んで全国的に厳しい寒さになりました。
一方で先月(3月)は、東日本で統計を取り始めてから平均気温が最も高くなるなど、気温の変動が大きくなっています。
3月の下旬だけを見ても、雪が降った21日の東京都心の最低気温は1度7分でしたが、およそ1週間後の29日の、東京・練馬区の最高気温は25度8分に達しました。

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「今年のように寒暖差が激しかった時は、(春バテを)訴える人が増えている感じがある。」

寒暖の差が大きいことから自律神経が乱れやすく、心身の不調を感じる人が多いとみています。
そしてもう1つ、「春バテ」ならではの大きな原因があるといいます。
それが…。

「生活の変化」です。
卒業式での別れや、入社式や入学式での出会い。
春は人間関係が大きく変わり、ストレスもたまりがちです。

上原リポーター
「私もこの4月から担当番組が変わり、なかなか緊張がとれません。
皆さんはどうですか?」

新入社員
「毎日緊張して、なかなか寝つけない。」

新入社員
「眠りが浅くなって、社会人になったプレッシャーがあるのかと。」

「勤めていた職業をこの3月で辞め、新しい世界に飛び込もうとしている。
体は悲鳴を上げている。」

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「新年度となると、今までと違う環境に入り、それなりの緊張感が強まる。
緊張すれば、緊張したことに対しエネルギーが使われ、より体力が奪われる。
四季の中でも春というのはバテが起きやすい時期でもある。」

おすすめの対策は…

上原リポーター
「私自身も春から生活が変わり、先週まで(午前)2時起き、今は(午前)2時寝。
大きく生活が変わり、体も常に緊張しているんですが。」

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「風呂の入り方を工夫してもらうと違う。
40度を下回る温度、38度とか40度くらいの温度は、副交感神経を“お休みモード”にするから体はリラックスします。
入浴剤に炭酸泉を使うと、“お休みモード”にしようとするのでいい。

これは目にあてるアイマスク。
あたためることで上半身の血流もよくなって、体もあたたまってくるし、リラックスして寝やすくなる。」

実際に今、こうした商品が人気だといいます。

上原リポーター
「こちらの棚、ずらりと並んでいるのは、すべて入浴剤です。
さらに、こちらに並んでいるのが目元をじんわりあたためるアイマスクです。」

この店では、先月の入浴剤やアイマスク、それにマッサージ機といったヘルスケア商品の売り上げが、去年(2017年)のおよそ1.5倍に達し、今月に入っても好調な売れ行きだといいます。

買い物客
「これは初めて買いました。
『楽になりたい』みたいなのはあります。」

渋谷ロフト 健康雑貨チーフ 舘慶祐さん
「寒暖差が激しいと、リラックスを求めるお客さんが非常に増えるので、去年に比べるとアイマスク、マッサージャーなどが早く売れる。」

この「春バテ」を軽く見てはいけません。
もしも症状に心当たりがあるのなら、対策を早めにとらないと…。
「五月病」にもかかりやすくなるおそれがあり、さらにその後も、体調が悪いままになりかねないといいます。

東京有明医療大学 川嶋朗教授
「五月病はストレスが中心になるもの。
五月病になり、梅雨バテになり、そのまま夏バテに突入し、秋になったら秋バテ、冬になったら冬バテ。
“一年中バテ”になってしまう。」

“春バテ”解消には?

桑子
「一年中なんて嫌ですよ~!」

有馬
「『春バテ』というのも聞いたことなかったですが、『一年中バテ』って何とかしないといけないですね。」

桑子
「断ち切るにはどうすればいいでしょう?」

上原リポーター
「まず注意していただきたいのが、緊張やストレスで弱っている体を冷やさないことなんです。
冷えてしまうと、あたためるために余計なエネルギーを使うので、どっと疲れてしまうと。
ですから、大切なのはこちら!」

桑子
「『目元や首をあたためる』『ゆっくり入浴』。」

上原
「こうすることで、からだをしっかりとあたためて、エネルギーを温存してあげてください。」

桑子
「気温が上がってきたこの時期でも、体を冷やさないことが大切なんですね。」

上原リポーター
「そうなんです。
そして調子がよくなってきたら、適度な運動で基礎体力をつけて、元気なからだにしていきましょう。
『春バテ』仲間の皆さん、緊張ほぐして一緒にがんばりましょう!」

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