2018年4月10日(火)

広島 受刑者逃走 盗難被害6件 捜索続く

有馬
「逃走から丸2日。
27歳の男の受刑者は、広島県尾道市の島に依然、潜伏しているとみられます。」

桑子
「島では住宅や車から現金などが盗まれる被害が6件相次いでいて、警察は被害があった現場付近を集中的に捜索しています。」

受刑者逃走から丸2日 瀬戸内の島 緊迫の捜索

警察の捜索に動きがあったという情報をつかんだ、高橋リポーター。

高橋リポーター
「今、現場はものものしい雰囲気になっています。
ヘリコプターも飛んでいます。」

向かったのは、向島にある小高い山です。
平尾龍磨受刑者。
一昨日(8日)、愛媛県今治市の刑務所から逃走しました。

その平尾受刑者が潜伏しているとみられるのが、人口およそ1万4,000人の向島。
受刑者が乗り捨てたとみられる盗難車が島の北部で見つかりました。
周辺の山で、警察の捜索が重点的に行われているのです。

高橋リポーター
「午後2時半前、警察が山登りに向かっていきます。」

山の上に向かう捜査員。
次々に登っていきます。
茂みの中も慎重に捜索していきます。

山の頂上付近にも複数の姿が。
崖のあたりにドローンを飛ばしている様子も確認できます。

ものものしい雰囲気に、山の近くに住む男性は…。

山の近くの住民
「まさかこんなところで事件が。
不安。」

そして、男性はこの近くで車上荒らしに遭った車が見つかったと言います。
その現場に向かいました。

山の近くの住民
「あそこを右に曲がるんです、あの車。」

被害に遭ったという軽乗用車。
男性がけさ車に乗ろうとした際、近くに空の牛乳パックやお菓子の袋が散乱しているのに気づいたということです。
そして…。

「誰かに入られてとられた。」

車内を確認したところ、ケースに入れておいた現金9,000円余りが無くなっていたということです。

受刑者は、この山に潜んでいるのか。

高橋リポーター
「木々が生い茂って、やぶになっています。
この辺りなら身をひそめて隠れることができるかもしれません。」

さらに登っていくと…。

高橋リポーター
「先ほどまで警察のヘリコプターが重点的に捜索を行っていた山の頂上まで登ってきました。
登ってくる途中にも捜査員とすれ違いました。
この山に逃げた受刑者の姿は無かったようです。」

警察は、平尾受刑者が盗みを繰り返しながらこの島に潜伏している疑いもあるとみています。
盗難車が見つかった場所から1キロほどの範囲で、住宅や車から現金などが盗まれる被害が6件相次いでいることが警察への取材でわかりました。

このうちの1件。
76歳の男性は、昨日(9日)の朝、居間に置いていた携帯電話や車の鍵などが無くなっていることに気づいたということです。

男性
「こちらに私が寝ていたが、これをちぎられた。
携帯から糸がついていますよね、その糸を外して(盗まれた)。」

警察は島を封鎖するようにして、350人態勢で捜査にあたっています。

「車の後ろを確認していいですか。」

高橋リポーター
「本州側に向かう橋の手前、警察が検問を行っています。
今日(10日)も警戒態勢で、逃げた受刑者を探しています。」

島には、ほかにも外に出る手段が…。

高橋リポーター
「島から出る方法には、船・フェリーがあります。
ただ、フェリー乗り場には警察が立って検問を行っています。
ここから出るのは難しいと思います。」

また夜が…住民の不安

午後6時すぎ。
今度は、「重装備の警察官たちが住宅にいる」との情報が。

高橋リポーター
「青い服の4~5人が、家のふすまを外して中に入ろうとしている様子がみられます。」

しかし、その後、動きはありませんでした。

高橋リポーター
「ここにはいなかったようです。」

受刑者の逃走から、丸2日。
夜に入っても、島では緊張が続いています。
住民の女性は、生活にも影響が出ていると話します。

住民
「出歩かないようにしている。
もう怖い。」

そして、いつも以上に戸締まりを徹底しています。

住民
「全部(戸締まり)してます。
外に面しているところは全部(鍵を)かけている。
(受刑者に)早く出てきてほしい。」

受刑者 逃走から丸2日

桑子
「戸締まりの徹底、気軽に出歩けないのに加えて、検問によってどうしても渋滞が発生してしまうので、車での通勤をやめたという方もいるそうなんです。
まさに生活への影響が出ています。」

有馬
「とにかく早く見つかってほしいですね。」

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