2018年4月11日(水)

つら~い症状まだ続く? “ハイブリッド花粉”

有馬
「花粉症のシーズン、つらい思いをされている方、多いですよね。」

桑子
「本当に今年(2018年)は花粉の量が多いですから、いつも以上に早く終わってほしいという気持ち、強いのではないでしょうか。」

有馬
「ところが、そうもいかないかもしれないんです。」

花粉+黄砂+PM2.5で…

今井リポーター
「重度の花粉症である私、今年特につらさを感じました。
これからの時期、まだこの苦しみが続く可能性があります。」

「これ以上何が起こるかって、もう耐えられない。」

「働く気力もなくなるし、外に出られないと思う。」

スギの花粉に加えて、ヒノキの花粉も舞い始めたこの時期。
さらに、これから黄砂やPM2.5の飛来が本格化。
アレルギー症状が長引きそうなんです。

斉田気象予報士
「黄砂は、大陸の乾燥した地域の砂が強い風によって舞い上げられ、それが上空の偏西風によって、日本付近へ運ばれる現象です。
冬の間、大陸は、高気圧に覆われて風が弱く、雪に覆われていることも多いのですが、春になると低気圧が発達しながら通過するため、黄砂は発生しやすくなります。」

では、黄砂が日本に飛んで来る予想は?

斉田気象予報士
「明日(12日)には飛んできそうなんです。
こちらは今日(11日)午後5時の気象衛星からの画像です。

赤い所が、砂やチリなどの細かい粒が多いことを表していて、これが黄砂とみられます。黄砂の予想を見ていきましょう。
明日の朝には北日本へ飛んでくる予想となっています。」

つら~い症状まだ続く? “ハイブリッド花粉”

黄砂が飛んできて、懸念されるのが…。

電話:大分県立看護科学大学 市瀬孝道教授
「花粉に黄砂やPM2.5が一緒になった、いわば“ハイブリッド花粉”。」

長年、アレルギーについて研究している市瀬孝道教授です。
こちらは、モルモットを使った「ハイブリッド花粉」の実験。
鼻の粘膜の細胞の写真です。

左は、健康な状態。
右は、スギ花粉だけを与えた場合。
花粉と黄砂の両方を与えると、紫色が濃くなり、アレルギー反応が大きくなっているのがわかります。

電話:大分県立看護科学大学 市瀬孝道教授
「花粉症になっていない人は、花粉症になるリスクが高くなる。
花粉症になっている人がハイブリッド花粉を鼻から吸い込むと、花粉症がさらに悪化する。
油断しない方がいい。」

“ハイブリッド花粉”対策

長引きそうなつらい症状に、会社全体で支えようという動きも。
こちらのアプリ開発会社では、花粉症で集中力が持続しないという社員が続出。
そこで導入したのが、「花粉症手当」。
申請すれば、誰でも無料で、花粉症の対策グッズが支給されます。
希望者が多く、在庫が追いつかない状況です。

バンク・オブ・イノベーション 取締役 河内三佳さん
「こちらがマスク。
1週間分を支給している。」

さらに、医療機関を受診する人には、年間5,000円の通院費まで補助しています。

社員
「治療費も支給してもらえるので、経済面でも助かっている。
鼻の下が荒れなくなったのは大きい。」

これから本格化する黄砂やPM2.5。
花粉よりも粒が小さいため、対策グッズ選びが重要です。

「PM2.5」と表示されたマスクは、きめの細かい生地を使用し、顔への密着性が高くなっています。
さらに…。

ロフト広報 田中寛子さん
「こちらは、首からかける空気清浄機。
範囲30センチぐらいの間で、イオンの力で花粉を寄せつけない。」

このほか、スプレータイプのマスクや、隙間の少ないメガネを併用することで、より効果が上がるといいます。

今井リポーター
「これで“ハイブリッド花粉”、乗り切りましょう!」

つら~い“花粉症” まだ?

桑子
「このハイブリッドは全然うれしくないですね…。」

有馬
「まだ花粉症ではない人も、発症するかもしれないということでしたね。」

桑子
「今後は花粉情報だけでなく、黄砂やPM2.5の情報にも気をつけないといけませんね。」

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