2018年9月28日(金)

北海道の観光業 政府が支援策

桑子
「見事に黄色く色づいた山々。
この紅葉のシーズンが真っ先にやってきて、秋サケ漁も盛ん、そしてイクラもおいしい所といえば、北海道、ですよね。
これからが秋の観光シーズンなんですが、今年(2018年)は地震で深刻な影響が出ています。」

有馬
「ということで、政府が北海道観光の支援策を打ち出しました。
いまが北海道に行くチャンスです!」

地震後 観光に深刻影響 北海道への旅行を支援

北海道の空の玄関口、新千歳空港は、地震の影響で欠航が続き、おおぜいの利用客が足止めに。
繁華街「すすきの」でも大規模な停電のため、営業休止の店が相次ぎ、観光などに深刻な影響が出ました。
震源地から300キロほど離れて、地震の揺れによる被害がなかった知床でも、観光客は減少。

「お客は減っていますか?」

飲食店
「減ってる。
団体も受けているけどほとんどキャンセルで。」

北海道庁の調査では、9月15日の時点で道内の宿泊施設の予約キャンセルが94万人分、影響額は117億円あまりになっています。

こうした中、政府が支援策として打ち出したのが、「北海道ふっこう割」です。
10月1日から販売される宿泊プランや旅行商品を対象に、道内を訪れた観光客の宿泊代金が1泊あたり、最大で2万円まで補助されます。

日本人旅行者の場合、道内の1か所に宿泊すると料金の50%、道内を2か所以上周遊する旅行商品の場合、1泊あたりの料金の60%から70%、いずれも3泊まで補助します。
例えば、3泊の日程で、札幌市、函館市、そして、登別市と、それぞれ1万円のホテルに宿泊する場合を考えてみます。
1泊あたり、料金の70%が補助されるため、7,000円の3泊分で、補助は2万1,000円。
実際に支払う料金は9,000円で済むことになります。

これから、本格的な紅葉シーズンを迎え、例年であれば、観光客が多くなるはずの定山渓温泉では…。

定山渓温泉「ホテル鹿の湯」金川浩幸常務取締役
「こういう形で起爆剤をつくってもらったので少しでも多くの方に北海道に来ていただいて、これから紅葉もあるので、景色だったり食だったりをもう一度楽しんでもらうチャンスになってほしい。」

また、支援策で、特に手厚くなっているのが…。

石井国土交通相
「宿泊数に占める外国人の割合が、従来の被災地と比べて相対的に高いという北海道の事情を踏まえ、外国人旅行者に対する支援を手厚くしている。」

外国人旅行者は、宿泊地の数を問わず、1泊あたりの料金の70%が5泊まで補助されます。

北海道有数の観光地、洞爺湖温泉です。

宿泊客の半分近くを外国人が占めるといいます。
今も、宿泊施設の予約は例年の半分ほどしか入っていないということです。

洞爺湖温泉観光協会 野呂圭一事務局長
「きょうも海外のお客様から、『ふっこう割』について、問い合わせが数件来ています。
ぜひ活用してもらい、旅行に来て頂きたいと思っています。」

北海道への支援 大規模停電対策も

北海道の地震では、大規模な停電、「ブラックアウト」が起こり、影響が広がりました。
このため、政府の対策では、病院などに対して、自家用発電機の導入や、燃料タンクの大型化を支援も盛り込まれています。
さらに政府は、今回の地震による被害について、「激甚災害」に指定することを決め、復旧にかかる費用を支援することになりました。

北海道 観光支援策

有馬
「1泊最大で2万円の補助でしょ?
『北海道ふっこう割』、結構いいんじゃないですか、これ?」

桑子
「いいですね!
今年度いっぱいの実施を想定してるということですが、今の復興割りも含め、いろいろな支援で北海道が元気になるといいと思います。」

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