2019年2月4日(月)

花粉症シーズン 到来へ “インフルエンザ × 花粉症”

有馬
「見るだけでムズムズしちゃうんですけれども。
こんな映像を紹介しなければいけない時期が来ちゃったんですね。」

桑子
「花粉症、ですね。
有馬さんはもう対策を進めてるんですよね。」

有馬
「内服薬、点鼻薬、それからミント類も揃えましたし、先週からばっちりスタートしています。」

桑子
「実は皆さん、今年(2019年)は、花粉症ではない方もちょっと心配なことがあるんです。
それが、今、猛威を振るう『インフルエンザ』。
花粉症と切っても切れない関係があるのです。」

山林の現場で見たものは…

今井翔馬リポーター
「見えてきました、杉、杉、杉です。」

暖かくなった今日(4日)、取材班が向かったのは、東京・青梅市。

今井リポーター
「この杉の木、かなり色がオレンジに変わってきてますね。
もうちょっと、恐ろしいですね。」

東京都の外郭団体で花粉対策を行う、阿部宏美さんです。

今井リポーター
「花粉症は…?」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「私も目がかゆくなったり、くしゃみもでる。」

花粉症気味の今井リポーター。
花粉が肌に着くのを抑えるというスプレーも使います。

今井リポーター
「これで準備万端ですね。」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「はい!」

今井リポーター
「これで、実際に杉、見に行ってみましょうか。」

今井リポーター
「これが杉の木ですか。」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「ちょうど雄花が垂れて、熟している時期に入っている。」

今井リポーター
「すごい量ですね。」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「すごいです。」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「いま肥大して最終段階。
これが開いて花粉が散る。」

今井リポーター
「1つの房からどれくらいの花粉?」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「調査によると…1粒で40万個。」

今井リポーター
「え、1つの粒でですか!? 粒で!?」

さらに、杉林の奥に入っていくと…。

今井リポーター
「この辺り来ると見えますね。」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「そうですね、上にあがれば。」

日が当たりやすい木の上の方が茶色くなっていました。
花粉の飛散が始まる合図の色です。

今年は、いつごろ飛び始めるのか。

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「暖かい日がここ数日続いているので、例年だとバレンタインデーになるが、それより若干早まるのではないか。」

今年の飛散予測量は?

さらに気になるのが、花粉の量。
一体、今年はどうなるのか。

日本気象協会の予測です。
オレンジ色が例年と比べて、花粉の飛散量が比較的多い地域です。
幅広い地域で、例年以上の花粉の飛散が予想されています。

街の人は…。

男性
「えー!それはびっくり!
怖い、自分は花粉がとてもつらいので、暖かくなるとつらい。」

女性
「天気は暖かいが、ちょっと憂うつになる。
早めに病院に行って薬もらおうと思う。」

インフルで重症化の可能性

長年、花粉症の治療を続ける医師の遠藤朝彦さんです。
本格的に迎える花粉症シーズン。
今年、特に気をつけなければならないのが「インフルエンザ」の影響だと言います。

遠藤耳鼻咽喉科アレルギー・クリニック 遠藤朝彦院長
「インフルエンザの大流行した年は、花粉症の症状がより強くなる可能性ある。
いま非常に悪いタイミングでインフルエンザが流行し始めている。」

なぜ、インフルエンザの大流行が花粉症の重症化に影響するのか。
遠藤医師によると、人がインフルエンザにかかると、鼻の粘膜が傷つきます。
本来は、花粉を防ぐ粘膜。
しかし、傷ついた粘膜に花粉がつくと、アレルギー症状が出やすくなり、花粉症が重症化する可能性があるというのです。

遠藤医師は、インフルエンザが治ってもマスクの着用を継続するよう呼びかけています。

遠藤耳鼻咽喉科アレルギー・クリニック 遠藤朝彦院長
「鼻の粘膜の保湿という意味で、今の時期マスクをしていただくと。
吸うときは、今、湿度20〜30%しかないけど、吐くときは湿度100%で出ていく。
これをマスクに捕らえて『鼻に湿気を戻す』役割が非常に重要。」

花粉減らす取り組みも

毎年、私たちを悩ませ続ける花粉症。
実は、根本から解決する地道な取り組みが進められています。
案内されたのは、植えられてまだ9年程度の若い杉林。

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「花粉の少ない杉になります。」

今井 リポーター
「花粉の少ない杉!?」

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「花粉が100分の1に。
今までより少なくなっている。」

東京都は、十数年前から、これまでの杉を伐採して、新たに花粉の少ない杉へと植え替えを進めています。
しかし、課題が多いのも現実です。
東京西部・多摩地域の杉やひのきの人工林の面積はおよそ3万ヘクタール。
一方で、年間に植え替えられる面積は、その500分の1の60ヘクタールほどです。

東京都農林水産振興財団 花粉対策室 阿部宏美室長
「伐採する事業者の高齢化が進んでいる。
なかなか新規で入る人が少ない。
どうしても伐採できる事業者が、なかなか追いついていないのが現状。
一歩一歩、われわれも努力して進めていくのが、一番いま必要。」

花粉症シーズン 到来へ

桑子
「是非、一歩一歩お願いしたいところですけれども、今年の花粉の飛散の予測、例年に比べて多いということでした。
医師によると、とにかく粘膜を潤すということが大事なんだそうです。
マスクをしたり、室内で洗濯物を干すなど、部屋を乾燥させないこと、これが重要ということでした。」

有馬
「皆さん、早め早めの準備で乗り切りましょう。」

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