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2019年6月11日(火)

なでしこジャパン 初戦は引き分け

武本大樹アナウンサー
「この時間は、なでしこジャパンの前監督、佐々木則夫さんと先ほど行われたワールドカップフランス大会の1次リーグ初戦、アルゼンチン戦についてお伝えします。
佐々木さん、よろしくお願いします。」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「よろしくお願いします。」

和久田
「佐々木さん、2大会ぶりの優勝を目指すなでしこジャパン、アルゼンチンと引き分けましたね。
初戦、取りたかったですね。」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「初戦の難しさというか、固さというか、そういったものがちょっと出た感はありましたね。」

和久田
「試合内容、どう評価されますか?」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「そうですね、やはりアルゼンチンが堅く引いて、ショート・カウントを狙う。
開始10分から、戦い方は、アルゼンチンのゲームプランは、分かったと思うんですね。
そこの中で、やはり、なでしこジャパン、工夫がちょっと足りなかった。
普段だったら、もっとできたことが、やっぱり初戦の固さだったんでしょうかね。
残念です。
しかし、勝ち点1ですから、実際にはまだあと2戦ありますから。
ポジティブにみなさん考えていただいて、第2戦、さらにパワーを送ってもらいたいと思いますね。」

武本アナウンサー
「ではその試合、見ていきましょう。」

W杯初戦 なでしこジャパン アルゼンチンに引き分け

日本は、先発メンバーのうち8人がワールドカップ初出場。
初戦の相手は世界ランキングが下のアルゼンチンです。
立ち上がりから主導権を握りました。
前半9分、三浦が粘って、中島へ。
その直後には清水のクロスボールに菅澤。
攻撃の形を作りますが、得点につながりません。
このあとはフォワードの選手まで自陣に下がってブロックを作るアルゼンチンの堅い守りに苦しみます。
後半、日本はケガから復帰したエースの岩渕。
初出場の19歳、遠藤を投入して状況の打開をはかります。
そして、31分。
終了間際には、遠藤が左サイドからしかけました。
日本は、最後まで得点できず、世界ランキングが下位の相手に引き分けました

なでしこジャパン 遠藤純選手
「流れも悪かったので、変えてやろうと思って入ったが、なかなか変えられなくてすごく悔しい気持ちでいっぱい。」

なでしこジャパン 岩渕真奈選手
「初戦、本当に厳しい戦い。
引き分けてしまったが、残り2試合しっかり勝って次につなげたい。」

足りなかった 攻撃での“工夫”

武本アナウンサー
「なかなか1点が遠い展開でしたけれども、実際良くなかった部分について、映像を見ながら佐々木さんに解説していただきたいと思います。」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「横山選手から三浦選手、またここで詰まってしまうんですけれども。
だいたい二人称のイメージしかないんですよね。
横山選手が受けたときに、両脇の清水選手・杉田選手・菅澤選手のイメージがないんですね。
そこに渡れば、ビッグチャンスになるんですけれども。
その辺の余裕が、ちょっとなかったんですね。
できたシーンももちろんあったんですけれどもね。」

必要なのは “3人目の動き”

高瀬
「となりますと、どういったプレーがあのとき必要だったんですか?」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「そうですね、やっぱりボール移動中に、サポートのタイミングがちょっと合ってないんですよね。
普段だったら自然の中で、パスが1つ行われている段階の中で、サポートが3人目入る、という、これはなでしこのゴール前の非常に良い特徴なんですけれどもね。
サイドでの3人目の動きですね、清水選手が受けて。
中央の仕掛けも、杉田選手がスルーして、3人目の長谷川選手に渡ったシーンですね。
まずここは、横山選手から3人目動いた清水選手に渡って、中入れたときに杉田選手が入って、3人目の長谷川選手。
こういったプレーが、非常になでしこ、現実的な今の若い世代なんですけれども、非常にうまいんですけれども、このシーンがなかなか数少なかった。
ですからチャンスがなかなかつかめなかった、ということもありますね。」

決勝トーナメント進出へ 必要なこと

武本アナウンサー
「現在の順位表、ご覧いただきたいと思いますけれども、日本は1次リーグのDグループなんですね。
昨日(10日)スコットランドに勝ったイングランドが勝ち点3で1位。
そしてアルゼンチン、日本が勝ち点1で続いている状況です。
決勝トーナメントに出場できるのは、6つのグループのそれぞれ上位2チームと3位の中から成績上位の4チームの合わせて16チームです。
佐々木さん、日本代表、決勝トーナメント進出に向けて必要なこと、どんなことになるでしょうか?」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「結果が出なかったということで、いろいろ反省する部分もあるんですけれども、やはりボール・ポジションだったり、仕掛けのときの3人目の動き、ボール移動中のパスを受けるタイミングですね。
普段だったら自然にできていたことが、今回はそういった意味で反省はありますけれども、あれもこれもではなくて、やはり今までやってきたことをもう一回見据えた中で、次につなげていただければ、十分勝機はありますから。」

スコットランド戦 ポイントは

高瀬
「3日後のスコットランド戦に向けては、どうでしょう?」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「今度はスコットランドも、やはり勝ち点3を取らないとなかなか次への進出、厳しいですので、仕掛けてきます。
前からもうプレスが来ますから、それを、しっかり冷静にボールを動かして、仕掛けるということと、今回のそういった反省を踏まえれば、必ずや勝ち点3は獲得できると思いますので。
皆さんもどぎまぎして今日の試合は見ていらっしゃったと思いますけれども、ぜひ皆さんでスコットランド戦、応援していただければ、必ずや、若手になったヤングなでしこたちも頑張ってくれると思いますので。」

和久田
「そして、優勝、頂点への道のり、これから先、どんなものになるとご覧になりますか?」

なでしこジャパン前監督 佐々木則夫さん
「そうですね、今、控え選手の中で、故障系の選手がいますので、この辺の選手たちがしっかりコンディション上げてくれることも、大きなキーになると思いますね。」

和久田
「ありがとうございます。」

武本アナウンサー
「ここまで、なでしこジャパンの初戦について、佐々木則夫さんとお伝えしました。
ありがとうございました。」

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