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2020年4月30日(木)

動画で水族館ショー“幻の大技”に挑戦

大型連休を自宅で過ごす子どもたちのため3月から休業が続いている横浜市の水族館では、イルカやクジラなどのショーを撮影した動画を制作しました。最大の見どころはふだんのショーでは見られないという「幻の大技」です。チャレンジの舞台裏を取材しました。

この記事のポイント
◆横浜・八景島シーパラダイスが海の動物たちのショーを動画で撮影して公開することに。
◆トレーナーとオキゴンドウが長らく封印されていた大技「クロスロケットジャンプ」にチャレンジ。
◆動画は横浜・八景島シーパラダイスの公式サイトなどで無料で見ることができる。

大型連休を自宅で過ごす子どもたちのためにショーを動画公開

国内最大級の水族館がある「横浜・八景島シーパラダイス」は年間およそ480万人が訪れるテーマパークです。感染拡大の影響で、先月28日から臨時休園しています。4月半ば、外出を控えている子どもたちのために海の動物たちのショーを動画配信するアイデアが浮上し、ふだんのショーでは見せられない動画ならではのプログラムを企画しました。プログラムにとり入れることになったのが幻の大技とよばれる「クロスロケットジャンプ」です。演じるのはトレーナーとクジラのぺア2組。クジラのジャンプで同時に水面へ飛び出し、クロスします。成功率が低いため、生のショーにはあわないと10年前に封印されました。

この大技を任されたのがトレーナーになって7年目の柏木良介さんとオキゴンドウのマイル君。
ともにクロスロケットジャンプ初挑戦です。

トレーナー 柏木良介さん
「一番難易度の高い種目ができるのは、すごく誇りに思ってます。」

練習は動画を撮影する4日前からスタート。しかし2頭がジャンプするタイミングを合わせるのは至難の業。なかなかきれいなクロスを描けません。試行錯誤を重ねますが撮影の前日になっても、満足のいくジャンプはできませんでした。

幻の大技“クロスロケットジャンプ”成功のカギは?

不安が残ったまま迎えた撮影当日。イルカたちが次々とパフォーマンスを成功させたあと、柏木さんたちの順番がやってきたものの、失敗が続きました。撮影は中断。その間、柏木さんはマイル君の体を入念にさすっていました。

トレーナー 柏木良介さん
「体こすってもらうの大好きなんで、頻繁にこすってあげてショーじゃない時間でも信頼関係を築けるようにしています。」

2時間ほど休んでチャレンジを再開します。しかし、マイル君たちの負担を考えると、なんどもやり直すことはできません。ラストチャンスで高さ・タイミング、ともに完壁な「クロスロケットジャンプ」を決めました。

トレーナー 柏木良介さん
「きょうは感激しています。この動画を見ていただいて、少しでもお客さんに、笑顔と感動が残るショーを続けていきたいなと思います。」

取材:渡邉侑子ディレクター

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