これまでの放送

2020年6月10日(水)

きょうも働く私からのお願い

自宅で学習したり、テレワークになったり、私たちの生活は大きく変化しています。その中でライフラインを維持するために変わらず働き続けている「エッセンシャル・ワーカー」と呼ばれる人たちがいます。「おはよう日本」では、そんな人たちの声を集めています。

「透明のシートを持ち上げて、顔を入れないで」

郵便局で働く女性の悩みです。不特定多数の人と接する窓口業務。感染するかもと不安を抱える中、頭を悩ませています。感染防止のため吊り下げられた透明のシート。耳が遠い高齢者にとっては声が聞きづらく、シートを手で持ち上げて顔を入れて話す人もいるといいます。

「話す時は手短に」

窓口対応などを行う駅員も“新しい日常”への対応に苦慮しています。利用客からは近距離で、マスクをはずしての問い合わせがあるようです。駅員は「話しづらいのは分かるが、マスクの意味がない。話す時は手短に、マスクははずさないで」と呼びかけています。

宣言解除も「新しい日常」への悩みやストレス

暮らしが大きく変化したことで多くの人たちが“新しい日常”に悩み、ストレスを感じています。緊急事態宣言は解除されたあとも、感染しないよう緊張感のある生活を強いられています。そのためか、時には心ないことばを投げかけられることもあるといいます。

「理不尽なお叱りが増えた」

多くの人が集まるスーパーマーケットの従業員は「理不尽なお叱りが増えている」と悩みを明かしてくれました。クレームの増加によって、仕事を続けたくない人もいるそうです。

「差別や偏見やめて」

さらに「偏見」や「差別」に苦しむ人たちもいます。物流業界では「全身に除菌剤をかけられた」「現金を投げられた」との声も寄せられています。愛媛県では、運送業者の子どもが健康状態に関わらず小学校への登校を拒否されるケースもありました。今回話を聞いた運送業務を担う人は、「乗車前には検温するほか、マスクの着用など感染予防を徹底していることを知ってほしい」と訴えていました。

「思いをシェアする」支援

新型コロナウイルスの「第2波」「第3波」への警戒が続いています。私たち一人一人がストレスのある環境で毎日を過ごしています。みんながみんな、がんばっています。誰かの悩みやストレスを共有することは、他人に関心を持ち、心を寄せることです。感謝や敬意を示すほかにも、「思いをシェアする支援」も必要だと感じています。

(エッセンシャル・ワーカー取材班)

番組ではエッセンシャル・ワーカーの皆さんからの声を公式ツイッターで紹介しています。引き続きみなさんからのご意見を募集しています。新型コロナウイルスの影響に関わる悩み、不安、周囲に理解してほしいこと、また逆にうれしかったことなど、ご意見や伝えたい経験をお書きください。
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