NHK INFORMATION
技術情報

  ハイビジョン/標準テレビ信号対応の小型コーデックを開発
〜デジタル放送のさらなる充実に向けて〜
(平成16年11月15日)

○ NHKはNTTエレクトロニクス(株)と共同で、ハイビジョン信号および標準テレビ信号をデジタル圧縮・伸張するための小型コーデック(符号化・復号化器)を開発しました。

○ デジタル放送の本格化に向けて、放送局間を結ぶ光回線やCS、FPU*1などさまざまな伝送路でハイビジョン素材を伝送する機能とともに、民生機器や既存のカメラなど標準テレビ信号の伝送機能をあわせ持つ小型のコーデックが求められていました。

○ 今回開発したコーデックはハイビジョンと標準テレビの符号・復号化機能を高集積LSI化することで小型化するとともに、大幅な省電力化を実現しました。

○ 映像圧縮方式は、国際規格であるMPEG-2方式*2を採用しており、音声は圧縮および非圧縮方式に対応し、最大8チャンネルまで伝送可能です。補助データ*3を含む映像信号をそのまま伝送できます。

○ NHKでは、今後、全国に拡がる地上デジタル放送のさらなる番組充実に向けて、今回開発した小型コーデックの他にも、さまざまな機器の研究・開発に取り組んでいきます。

※1 FPU : Field Pickup Unit。マイクロ波回線を使用したテレビジョン放送用の無線中継伝送装置。
※2 MPEG-2方式 : 効率よくデジタル映像信号を伝送するために考えられたもので、Motion Picture Expert Groupが定めた国際規格の動画像圧縮方式
※3 補助データ : 映像信号のブランキング期間を用いて伝送される字幕信号や放送局間制御信号などの各種の信号データ


【小型コーデックの外観】

小型コーデックの緒元はこちらをご覧ください。


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