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◆NAB(全米放送事業者連盟)“名誉賞”を受賞!!
〜 ハイビジョン放送普及発展の国際的なリーダーシップが評価 〜
(平成21年4月30日)
 

○ NHK放送技術研究所 所長 久保田啓一(くぼた けいいち)が、NAB全米放送事業者連盟(National Association of Broadcasters)から名誉賞(Award of Honor)を受賞しました。

○ 本賞は放送技術への貢献が顕著だった人物を、NABが毎年一人表彰するものです。今回の受賞は、「先進的な放送技術の開発における国際的な連携のリーダーシップ」に対し、長年にわたるハイビジョンの研究開発の取り組みや国際的な貢献が高く評価されました。

○ NHKは、1964年東京オリンピックの年にハイビジョンの研究開発を開始し、1970年代から、大画面壁掛けテレビとしてプラズマディスプレイの研究開発を進めてきました。2000年12月からBSデジタルハイビジョン放送が、また、2003年12月からは地上デジタルハイビジョン放送が始まり、薄型デジタルテレビが急速に普及しつつあります。

○ 久保田はハイビジョン開発の経験を生かし、米国の地上デジタル放送方式の策定に貢献するため、FCCアドバイザリコミッティ(米国連邦通信委員会諮問委員会)のメンバーとして尽力してきました。また、ATSC(米国高度化テレビジョンシステム委員会)において、ハイビジョンのプロダクション(制作)規格の策定に貢献するなど、日米間で長年にわたりハイビジョンの実用化に向け尽力してきました。本賞はこれらの業績が評価されたものです。

○ 現在、NHKは、ハイビジョンの次の世代の放送メディアとしてスーパーハイビジョンの研究開発を進めています。ハイビジョンの国際展開の経験を生かしながら、米国をはじめ、欧州の放送機関と研究の段階から国際連携を強く推進しているところです。

○ 最先端の技術がもたらす多彩で美しい次世代のテレビ「スーパーハイビジョン」の映像は、NHK技研公開(5月21日〜24日、世田谷区砧のNHK放送技術研究所で開催)でご覧いただけます。


(左: NHK技研所長 久保田、  右: NAB副会長 CLAUDY氏)
授賞式は、4月20日 ”NAB VIP ENGINEERING DINNER” で行われました。

久保田 啓一 (くぼた けいいち)
  生年月日 昭和28年3月14日 (56歳)
   昭和51年NHK入局。秋田放送局を経て、昭和55年NHK総合技術研究所(現在の放送技術研究所)、平成元年アメリカ総局、平成8年技術局計画部副部長、平成19年NHK総合企画室〔情報システム〕局長を歴任し、平成20年よりNHK放送技術研究所長。
 ハイビジョン信号方式、伝送方式の研究に従事。また、SMPTE、ATSC(Advanced Television Systems Committee)、FCC Advisory Committee on Advanced Television Service等において、HDTVプロダクション方式、放送方式の標準化に従事。
 国立情報学研究所客員教授。SMPTE、IEEEフェロー。昭和61年電子通信学会論文賞受賞、平成9年SMPTE論文賞受賞。工学博士。

 
 
 
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