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再録 シリーズ「坂の上の雲」明治の夢・歴史の今

2009年10月から11月まで20回にわたって放送されたミニ番組「明治の夢・歴史の今」を再録。「坂の上の雲」ゆかりの地を訪ね、明治という時代と現在とを浮かび上がらせた番組を振り返ります。

第3回 俳句の町 伊予松山 2009年10月10日放送

  • 俳句甲子園の強豪
  • 誰もが俳句通!?
  • 俳句の投稿ポスト

愛媛県有数の進学校、松山東高校は“俳句甲子園”の常連校として全国にその名を知られている。ディベート形式で俳句を競い合う俳句部があり、お互いに俳句を詠み合い、相手の句を批評することで勝敗を決めるという活動をしている。部員の一人は「俳句部があるのはいいことなんじゃないかな。松山市民なら俳句にふれておくべきだと思いますから」と話し、俳句が日常の中にあたりまえのように存在していることを感じさせていた。

松山東高校俳句部のディベート風景

松山で俳句が盛んなのは、江戸時代の殿様が俳句を趣味にしていたことによるとも言われている。松山東高校で俳句部を指導する教師は、松山城の庭園で俳句を作っていたとき、植木の手入れをする職人さんから「ちょっと散文的だなあ」と批評されたそうだ。「松山の人は誰もが何かしら俳句について語れるようなベースを持っているんですね」。俳句の改革者・正岡子規のふるさと松山は今も俳句が盛んだ。

松山城

現在、松山市内には俳句を投稿するポストが数多く設けられている。なかには石碑のように見える俳句ポストまである。その数およそ50。観光スポットや街角だけでなく、なんと電車の中にまである。松山市役所の山路里栄さんによれば、「一度の回収で1500ぐらいはあるので、1年間でおよそ1万句あります」とのこと。俳句の町・松山では、先人の楽しみを受け継ぎ、きょうもまたどこかで一句、新たな句が生まれている。

街角に設置された俳句の投稿ポスト

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