1. トップ >
  2. 「八重の桜」紀行

兵庫県豊岡市

街

川崎尚之助の故郷・出石(いずし)は、「但馬の小京都」と呼ばれる山間の小さな城下町です。
 八重の最初の夫となった尚之助は、気さくな人柄で才気あふれ、和歌にも秀でていたと伝わります。会津藩士として登用された尚之助。会津戦争では、大砲隊を指揮して奮闘しました。その後、尚之助は東京での謹慎を経て斗南へ移住。藩の食糧難を救おうと米の調達に奔走しますが、協力者にだまされ、裁判沙汰になります。供述の記録では「飢餓を傍観できなかった」「全ては自分の考えで行った」と責任を一身に背負っています。
 晩年は、裁判のため東京の鳥越で過ごしますが、困窮の末、裁判の決着を見ないまま肺炎で亡くなりました。尚之助は会津に思いを寄せ、会津のために生涯をささげた男だったのです。

川崎尚之助供養の碑

JR「豊岡」より
バス「出石」下車、徒歩10分