1. トップ >
  2. スペシャル >
  3. 第10位 功名が辻 -エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」-

エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」(「あなたの好きな大河ドラマ」投票結果より) 第10位 第45作 功名が辻 2006年(平成18年)

エピソード1 千代の内助あれこれ

“持参金で買った名馬”や “笠の緒の密書”など、内助の功で知られた山内一豊の妻・千代。千代の賢妻ぶりを表す有名な逸話だが、ドラマでは、それ以外の場面でも千代が発揮した知恵と工夫を、さまざまな形で描いてみせた。ことに、まだ貧しかった新婚時代の節約とやりくり術は見もの。注目を集めた千代のカリスマ主婦ぶりを紹介する。

パッチワーク着物で人々を魅了!

戦火で燃えてしまった着物の端布(はぎれ)を集めて1枚の小袖に仕立てる。千代(仲間由紀恵)のアイデアとセンスが光るパッチワーク着物は、上司である秀吉(柄本明)の妻・寧々(浅野ゆう子)や、信長(舘ひろし)の妹・市(大地真央)らの心までもつかみ、彼女たちからオーダーされるほどに。

まな板がなければ桝で代用

山内家を訪れた市が、千代の指導で野菜を切るというシーンがあった。ここで千代がまな板代わりに使ったのが裏返しにした桝(ます)。生活名人・千代ならではの工夫だ。実際、この包丁の切り跡がついた桝は土佐藩に長いこと保管されていたそうだ。現在は江戸時代に作られた複製が残っている。

家臣の心をつかんだ手作りの旗

一豊(上川隆也)には、わずか50石取りだった頃にも、父の代から仕える家臣がいた。それが五藤吉兵衛(武田鉄矢)だ。嫁いだばかりの千代に吉兵衛が山内家の旗である“丸三つ葉柏紋”の由来を延々と聞かせるシーンがあった。それから数日後、一豊の出陣に合わせて千代が用意したのが、あり合わせの布で作った山内家の旗だ。これには吉兵衛も感激。すっかり千代のファンになってしまった。