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エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」(「あなたの好きな大河ドラマ」投票結果より) 第10位 第45作 功名が辻 2006年(平成18年)

エピソード3 三英傑のこだわり

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…三英傑がすべて登場した「功名が辻」。それぞれを熱演した舘ひろしさん、柄本明さん、西田敏行さんがこだわった部分とは…? 三者三様のこだわりポイントを振り返る。

色で表現!エキセントリックな信長

舘ひろしさんは、前半と後半で信長カラーを変えたいと希望。ことに信長が過激さを増す後半は「赤・黒・白の3色」を信長の色にとリクエストした。

3色の中でも“赤”を中心に用意したさまざまな衣裳に「毎回着るのが楽しかった」と舘さん。安土城の天守や本能寺で戦った信長のサーベルの鞘(さや)も赤色のものを探し出すなど、スタッフもともに信長カラーにこだわった。

“サル顔メイク”で秀吉イメージを強調

秀吉といえば誰もが知っている歴史上の有名人。そこで柄本明さんは、「サル、サル」と呼ばれて人気のあった若い時代の秀吉を、そのイメージどおりにメイクで表現したいと考えた。おでこからほおにかけて入れたハート型の赤み、赤黒い顔とオレンジ色で強調した日焼け、丸く大きな弧を描く眉で完成した“サル顔”。

出世とともに秀吉の顔も少しずつきれいになっていったが、それでは “サル顔”の印象が薄くなってしまうと、今度は鼻の下に縦の黒い線を入れた。こうして、あくまで「サル=秀吉」のイメージを貫いた。

“付け耳”で家康の性格を象徴

西田敏行さんは外見から家康に近づけたいと、メイクで家康の肖像画の雰囲気を出すことにこだわった。そこにもう一つ付け加えたのが“耳”だ。天下の形勢や諸大名の動きなどを敏感にキャッチしていた家康。言ってみれば家康のアンテナのようなイメージで“耳”を考えたそうだ。

白髪が増えるごとに耳も大きくなると想定し、年代別に3つの付け耳を用意した。ある意味で、家康の性格を象徴させる役割を“耳”に凝縮させたともいえそうだ。