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エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」(「あなたの好きな大河ドラマ」投票結果より) 第10位 第45作 功名が辻 2006年(平成18年)

エピソード4 「功名が辻」の本能寺

織田信長を“革新”、明智光秀を“秩序”として、革新と秩序のぶつかり合いを前面に押し出したのが「功名が辻」の本能寺だった。

信長VS光秀

「戦国の乱れた世の中を鎮めるため、武士による秩序ある国を作る」「そのために足利幕府を再興する」というのが明智光秀(坂東三津五郎)の悲願。一方、信長の目的は“天下布武”であり、最終的に「朝廷を滅ぼし自らがこの国の王になる」ということ。「功名が辻」では、両者の主義がぶつかり合った結果が本能寺だったということが強調された。

銃撃戦と大階段

最大の特徴は、大河ドラマ史上初の銃撃戦が繰り広げられたこと。織田軍が3千丁の鉄砲で最強といわれた武田騎馬軍を破る“長篠の戦い”からドラマがスタート。信長=革新というイメージで描いてきたため、本能寺でも弓矢で応戦するのではなく、銃を取って戦う信長ということになったのだ。南蛮胴の鎧(よろい)をつけた信長が、防弾盾の縄の結び目を撃ってばらばらにしたり、屋根の上の敵を狙い撃ちするなど、その鉄砲の腕前が披露された。

もう一つの特徴は、本能寺の庭先から一気に2階部分まで15段、高さ約7メートル、幅約2.7メートルの大階段を作り、そこが戦いのメイン舞台となったことだ。舘ひろしさん演じる信長の見事なアクションも含めて強い印象を残した本能寺となった。

本能寺 こんな人物も!

「功名が辻」では、斎藤道三の娘で信長の妻・濃(和久井映見)が本能寺に現れ、銃撃戦に巻き込まれて命を落とすというシーンが……。信長、そして光秀の両者に深い関わりを持つ人物の登場が、本能寺で錯そうする人間ドラマを際立たせた。