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エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」(「あなたの好きな大河ドラマ」投票結果より) 第9位 第48作 天地人 2009年(平成21年)

エピソード1 大物キラー!? 兼続の魅力

上杉家の家臣・直江兼続。生涯を主君のために尽くし、民・義・故郷への愛を貫いた兼続は、天下人や大物たちを魅了し、また恐れられた武将だった。ドラマでは、そんな兼続の魅力を存分に描き出してみせた。

自らの側近にと望んだ秀吉

優秀な人物を自分の側近にしたいと考えていた秀吉(笹野高史)がほれ込んだのが、上杉景勝(北村一輝)の家臣・兼続(妻夫木聡)だった。なんとしても兼続を手に入れたい。そう考えた秀吉は、なんと兼続の目の前に砂金を積み上げ、自分の家臣になるよう誘いかけた。砂金のパフォーマンスはドラマのフィクションだが、秀吉がいかに兼続を買っていたかを表すエピソードだった。

家康に堂々と反論

秀吉亡き後、着々と天下を手中に収めつつあった徳川家康(松方弘樹)が、上杉に謀反の疑いありとの書状を出した。その詰問のひとつひとつに堂々と反論。家康への挑戦状ともとれる内容の返書を書いたのが兼続だ。 あの家康を相手に一歩も引かず、思い切った反論を繰り広げた“直江状”。激怒する家康の姿を通して、兼続の決意の強さを浮かび上がらせた。

“義”の精神を貫いた主従

秀吉に望まれ、家康を恐れさせた兼続だが、その兼続に全幅の信頼を寄せていたのが主君・景勝だ。そんな主従の絆が一瞬揺らぐかと思われたのが、家康の会津討伐だった。三成(小栗旬)の挙兵を知り、東北から撤退する家康を追撃しようとする兼続。しかし景勝は“義”に背く行為だとして認めない。ともに謙信(阿部寛)の薫陶を受け、義の精神を受け継いできた主従が初めて対立した一瞬を鮮やかに描き出し、強い印象を残した。