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エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」(「あなたの好きな大河ドラマ」投票結果より) 第6位 第46作 風林火山 2007年(平成19年)

エピソード3 川中島決戦

山本勘助が壮絶な最期を遂げた川中島決戦。大規模なロケで見事な名場面が再現された。

信玄・政虎(謙信)一騎打ち

本陣に座している信玄のもとへ単騎で乗り込む政虎。この有名な場面でGACKTさんが見せた鮮やかな騎乗術は圧巻だった。はるか遠くから敵兵をかきわけ、片手で手綱を操り、片手には鞘(さや)から抜いた長い刀を掲げて疾走。武田の本陣で馬を停止させるまでを、スピードを落とすことなく一気に走り抜けてみせた。政虎が振り降ろした刀を軍配で受けるのが信玄だ。亀治郎さんは「甲府駅前にある武田信玄像のイメージで、“動かざること山のごとし”を心がけました。でも、実際GACKTさんが馬を駆って直前まで迫ってきたときは怖かったですよ」と本音も。しかし、疾走してくるGACKTさんのために、信玄の顔が映らない間も本陣に座り続けた。

勘助の最期

勘助は自らの立てた啄木鳥(きつつき)戦法が見破られ、武田が劣勢になったことで自らが責任をとるかのように敵陣に突っ込み、壮絶な死を遂げる。直前まで「お屋形様を天下人に」という大きな夢を抱き続けていた勘助のすさまじい戦い。全身に矢を浴びながらも、次々と襲ってくる敵兵をすさまじい形相でにらみつけて戦い続けていった。しかし、壮絶な戦いの果てに力尽きる勘助。その最期は“兵(つわもの)どもが夢の跡”とも言うべき無常感を漂わせていたが、それでいて“前向きな死”というふうにも描かれた。勘助が待ち望んでいた別働隊がやってくる。これで武田の勝利は間違いないと確信。無念の死ではなく、夢を見ながら果ててゆくという明るさを残した。