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エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」(「あなたの好きな大河ドラマ」投票結果より) 第5位 第47作 篤姫 2008年(平成20年)

エピソード4 女性目線の幕末

『篤姫』は、幕末を女性の目線から描いた初めての大河ドラマ。これまで、「幕末は難しい」と感じていた多くの女性にも分かりやすく、時代のうねりを伝えていった。

島津家から徳川家へ 究極の政略結婚

幕政改革、次期将軍擁立など、養父・島津斉彬の思惑を受け、13代将軍の御台所となった篤姫。初めて斉彬の本意を知った篤姫は、衝撃を受けながらも「自らの意思で江戸へ赴き、自らの意思で父上様をお助けし、国の力となりたい…」と語り、そのセリフからにじみ出る意思の強さに多くの共感を得た。

しかし、将軍継嗣問題で徳川家は一橋慶喜(平岳大)派と徳川慶福(後の家茂)派に分裂。篤姫は慶福の人柄に触れて好感を持ち、やがて徳川家の行く末を一番に考えるようになっていく。

安政の大獄

夫の遺志を継ぎ、天璋院(篤姫)は表の政治に力を発揮しようとする。そこに立ちふさがったのが大老・井伊直弼(中村梅雀)。家茂の後見役としての役割も認めず、一橋派の一掃という強硬手段に出る。篤姫は安政の大獄によって処罰を受けた者の一覧を広げ、井伊を糾弾。井伊は「おのれの役割を果たしたまで」と応え、篤姫は国を守るという一点において、井伊と考えを同じくしていることを知る。井伊を演じた中村梅雀さんは2人の対面シーンを「一生懸命に自分のつとめを果たしている人間同士だからこその心のふれあいがありました」と振り返った。

江戸城 無血開城

実家である薩摩藩が将軍家と対立するなか、「徳川家の人間」として宗家の存続に力を注いだ篤姫。幕臣・勝海舟(北大路欣也)に亡き父・島津斉彬の手紙を託し、西郷隆盛(小澤征悦)率いる薩摩軍の江戸総攻撃を思いとどまらせた。篤姫の尽力によって江戸城無血開城は成り、大奥は長い歴史を閉じることとなる。1年2か月、篤姫として過ごした宮﨑あおいさんは、収録を終え「彼女から教わったことはたくさんあります。幸せでした」と役を振り返った。