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エピソードで振り返る! 人気大河「ベスト10」(「あなたの好きな大河ドラマ」投票結果より) 第4位 第25作 独眼竜政宗 1987年(昭和62年)

エピソード4 こぼれ話

放送当時、注目を集めた話題から、今だから語られる舞台裏事情など、気になるトピックスを紹介!

骨に始まり、骨に終わる

番組の冒頭に登場する情報コーナーをアバンタイトルと呼ぶ。そのアバンタイトルに主人公のドクロが登場して世間をあっと驚かせたのは、記念すべき「独眼流政宗」第1回放送でのことだった。昭和49年、政宗の墓所瑞鳳殿再建のために発掘された政宗の骨は科学鑑定にかけられた。そこで明らかになったのが身長や血液型で、ことに血液型がB型だったことがスタッフの興味を引いた。いわゆる血液型タイプ診断のB型的行動に政宗がぴったりはまったからだ。もちろん、それ自体が信ぴょう性のあるものではないが、血液型によって現代と400年前の過去を一気につなげるような役割を果たすことになる。ということで、第1回放送で政宗のドクロ登場となったのだ。最終回のラストシーンでも再び、政宗の頭蓋骨を中心に骨が登場して、まさに骨で始まり骨で幕を閉じることになった。

政宗、左目もピンチ!

政宗は失明した右目に常にアイパッチを付けていた。演じる渡辺謙さんも当然、同じように右目にアイパッチを付けて撮影に臨んでいたのだが、ある時、左目にものもらいが出来てしまった。昼間、成田山で行われた節分の豆まき行事は左目に眼帯をして参加した謙さん。しかし、ものもらいはさらに大きくなり、スタッフがスケジュールの変更を検討、夕方からの撮影は中止かと思われた。しかし、謙さんの希望で医務室で手術をすることになり、その日の夜から撮影を行うことができた。もちろん医師の許可を得てのことだが、謙さんの撮影を続けたいという熱意にスタッフ一同、頭の下がる思いだったという。

3人の政宗が勢揃い

第2回の放送で、「不動明王は優しい仏様じゃ。外見と異なり慈悲深い」と説いた虎哉に、「梵天丸もかくありたい」と応えた幼少時の政宗。この言葉は一気に流行語となって日本中を席巻した。

その梵天丸を演じた藤間遼太くん、少年時代の藤次郎政宗を演じた嶋英二くん、そして渡辺謙さんの3人が一堂に会するという不思議なシーンが最終回に登場した。そこには、まだ若く美しい母・お東の姿も……。

少年2人は育ち盛りとあって、ドラマに登場したころより大きくなっていたが、臨終間際の政宗の夢とも幻ともつかない出来事として描かれたシーンがフィナーレを盛り上げた。