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証言まとめ

被災地を救う

困っている人がいる限り、支援物資を届ける。
孤立した被災地に救いの手を差し伸べた人たち、そしてそれに救われた人たちの感謝の言葉。

佐藤貞光さん(52) 宮城県登米市

孤立した子どもたちに物資を届ける

宮城県登米市の隣の南三陸町で中学校に避難した生徒たちが孤立していた。その知らせを聞いた登米市職員の佐藤さんは、危険かもしれないと思いながらも、支援に向かうことに。

南三陸町に向かう幹線道路は一面がれきで埋め尽くされていた

南三陸町に向かう幹線道路は一面がれきで埋め尽くされていた

“みんなでやっぱり行かないと駄目だろうと。
とにかく自分たちに食べ物がなくても、
やっぱり届けてあげたい”

西城新市さん(76) 宮城県南三陸町

心の支えになった3万個のおにぎり

米作りが盛んな地域である宮城県南三陸町の入谷地区で農業を営む西城さん。地区総出で炊き出しを行い、大きな被害が出ている沿岸部におにぎりを届けることを決意する。

避難所に届けられたおにぎりは、被災者に喜ばれた

避難所に届けられたおにぎりは、被災者に喜ばれた

“入谷地区というのは、常に災害の時は、
炊き出しという、基本的な考えが植えつけられて
いるので”

太田幸治さん(32) 宮城県大崎市

震災直後からアルファ米出荷に全力

お湯や水を注ぐだけで食べることができるアルファ米。その製造工場のリーダーを務める太田さんは、地元の役所や内閣府、赤十字の要請に応え、倉庫にあったアルファ米を提供する。

震災後、全国からの注文に追われる日々だという

震災後、全国からの注文に追われる日々だという

“震災の時に、安心して提供していくメーカーと
して、できる限り、より多くのお客様に、
早くアルファ米を提供していこうと考えています”

寺嶋和広さん(55) 宮城県多賀城市

1年前から準備していた井戸

震災に備えて、1年前から自前で井戸を用意していた寺嶋さん。井戸の評判は口コミで広がり、およそ1か月にわたり、給水活動を続け、地域住民の暮らしを支えることになった。

近隣だけでなく、沿岸部にも水を届けた

近隣だけでなく、沿岸部にも水を届けた

“とにかくできるだけ多くの人に水を配ろうという
気ではいました。役に立ててよかったです”

菅原康雄さん(66) 宮城県仙台市福住

住民を救った支援協定

震災数日後、食料の備蓄がなくなりそうになっていた仙台市宮城野区福住町に、一本の電話がかかってきた。それは災害時相互協力協定を結んでいた山形県尾花沢市鶴子地区からの支援の知らせだった。

日頃の交流の積み重ねが災害時の支援につながった

日頃の交流の積み重ねが災害時の支援につながった

“今日で食料が切れてしまうと。じゃあ、明日からの
食事はどうしようかと。本当に地獄で会った仏です”