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たった2分で血圧低下!?ミクロの“ツボ”刺激で魔法のガス大活躍
健康

たった2分で血圧低下!?ミクロの“ツボ”刺激で魔法のガス大活躍

2021年2月3日(水)午後7時30分
2021年2月10日(水)午後3時10分
NHK+(プラス)番組配信中 NHKオンデマンドでご覧いただけます 番組内容を印刷する

今回は、健康を維持するため体の中で働く「一酸化窒素(NO)」がテーマ。右手1分、左手1分、ある簡単な運動を毎日続けるだけで、高かった血圧が下がってしまう驚きのガッテンワザを大公開!そのメカニズムを探っていくと、体の中で発生する天然の“血管拡張剤”一酸化窒素の効果が明らかに。新型コロナウィルスから認知症の治療にまで、広く効果が期待されているその働きと共に、一酸化窒素を体内でたくさん発生させるための生活習慣もご紹介します。

今回のお役立ち情報
01

医学界が大注目!魔法のガス「一酸化窒素(NO)」

一酸化窒素(NO)は、排気ガスなどに含まれている化学物質です。しかし実は、人間の体内でも作られており、健康に役立つ様々な効果があるということが近年分かってきました。

NOの主な効果は、血管を広げるというもの。「脱毛症」や「狭心症」、「胃腸障害」、「男性機能低下」を改善させるための治療が、NOの効果に注目して行われてきました。そして今、新たに「認知症」や「新型コロナウイルス感染症」の治療においても効果があると期待され、研究が進められています。

※「認知症」「新型コロナウイルス感染症」については、まだ研究段階で、
実際の治療として国内で一般的に受けられるものではありません。

さまざまな効果の中でも、番組が特に注目したのが血管を拡げることによる「高血圧」の改善効果です。

血管の内壁の細胞には壺(つぼ)のようなかたちをした「カベオラ」という組織があり、そこに刺激を与えることでNOが発生します。血流を良くすると、刺激が増え、NOがたくさん出ます。するとそのNOが血管を拡げ、血圧を下げることができるんです。

02

たった2分で血圧を下げる!「ニギニギ」ワザのやり方

NOを増やす方法としてご紹介したのが以下のニギニギワザです。

ニギニギワザのやり方
  1. 手を心臓より下の位置に置き、1秒に1回のペースで、片手を軽く握ります

    ポイント

    • 姿勢は立っていても、座っていてもかまいません
    • 右手・左手どちらから始めてもかまいません
    • 両手でやると血流が急に増えすぎ、血圧が急上昇する恐れがあります。 必ず片手ずつやってください
    • 息をとめて行うと血圧が上がることがあります。自然な呼吸を続けてください
  2. 60秒間、無理せず続けられる力で続けたら、少し休憩
  3. もう片方の手で60秒間、1.と同じ動作を繰り返します
  4. 右手1分、左手1分を1セット。1日1~2セット、毎日行ってください

注意点

  • 高血圧を治療中の方は必ず医師と相談して行ってください
  • 補助的な高血圧対策です。適切な食事や運動・治療の代替にはなりません
  • 朝起きてすぐなど、血圧が高いときを避けて実施してください
  • 効果には個人差があります。ニギニギ直後、効果が出るまでに60秒~90秒かかることがあります。また、長期的な効果が出るまでには8週間ほどかかる場合もあります

03

タオルを握るだけでNO発生!「タオルグリップ」のやり方

握る力加減が分からない、手を動かすのがめんどくさい、という方には、タオルを握るだけの「タオルグリップ」というワザも、NOを出すのにおすすめです。

タオルグリップのやり方
  1. 親指と他の指がつかない太さにタオルを折りたたみ、2分間握ります
  2. 片方の手で2分間握ったら、少し休憩
  3. もう片方の手で2分間、1.と同じように握ります
  4. 右手2分、左手2分を1セット。1日2セット、1日おきに行います

ニギニギワザと同じ注意点にご留意ください。

04

まだまだあったNOを増やす方法!身近な生活習慣のポイント

ニギニギワザ、タオルグリップは、血流を一時的に良くすることでNOを増やす方法です。
他にも、体内のNOを生み出す酵素を活性化させることで、NOを増やすという方法もあります。

血流を良くしてNOを増やす方法

・ニギニギワザ  ・タオルグリップ  ・温泉、お風呂
・マッサージ  ・有酸素運動

※温泉の刺激や過度な運動は体への負荷となる場合があります。血圧が高めの方や、病気で通院中の方などは、医師に相談してください。

体内のNOを生み出す酵素を活性化させる

・青魚 ・緑茶 ・緑黄色野菜 ・ピーナッツ
・女性ホルモン ・ブラックチョコレート
・アルコール(目安は1杯)

ポイントは継続することです。継続することで、NOを生み出す能力が徐々にあがっていくと考えられています。

血圧が高めの方はNOを意識して、食事や運動などの生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?