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最新科学で迫る!不思議☆発見『おまじない』の世界
その他 健康

最新科学で迫る!不思議☆発見『おまじない』の世界

2021年6月16日(水)午後7時30分
2021年6月23日(水)午後3時10分
NHK+(プラス)番組配信中 番組内容を印刷する

「ちちんぷいぷい、痛いの痛いの飛んでいけ~!」幼いころに聞いた、あの優しい言葉。世の中には、本当に効果が出るかどうかはよくわからなくても、人々に愛され使われ続けている「おまじない」や「ラッキーアイテム」が数多く存在しています。なぜ、我々は「おまじない」に心引かれるのか?何となく効果があるような気がするのは、一体なぜなのか?不思議な「おまじない」の世界を徹底検証!医療の世界で実際に確認された、言わば「おまじない」の奇跡とは!?見るだけでなぜか生理痛が和らぐとウワサされている“あの有名人の顔”に隠された秘密とは!?最先端科学で「おまじないの正体」に迫ります!

 

今回のお役立ち情報
01

医学界で研究が進む“おまじない”とは?

痛みを訴える患者に、生理食塩水など鎮痛効果があるかどうか分からないものを医師の指示の元で投与すると、なぜか痛みが和らぐことがあると言います。(医師の指示のもと行われている医療行為です。個人の判断でまねをしないでください。)
まるで“おまじない”が効いたかのようにも見えるこの現象を、医学の世界では「プラセボ効果」と呼んでいます。プラセボとは「ニセの薬」のこと。本来は新薬を開発するときに本物の薬の効果を検証するために使われるものなので、効果が無いのが前提です。しかし、なぜか効果が現れる人もいるため、その不思議なメカニズムの研究が進んでいるのです。

 

02

プラセボ効果の不思議

プラセボ効果は「本物の薬だ」と思い込んでいるときだけに現れるものなのでしょうか?実は、最近の研究では「ニセの薬だ」と知っていても効果が現れることがある、という事実が報告されています。本物の薬そっくりに作られたタブレットをニセと知っていながら服用した結果、薬の多量服用を避けられたという事例もあります。
※偽薬(プラセボ)を使う場合は必ずかかりつけの医師に相談してからにしてください。
普段飲んでいる薬を自己判断で減らしたり、やめたりすることは絶対にしないでください。

03

科学で迫る!あのお笑い芸人の顔が生理痛を和らげる!?

SNSでも話題の、お笑いコンビ「タカアンドトシ」のトシさんにまつわる“あるウワサ”。それはなんと、「トシさんの顔を見ると生理の痛みが和らぐ」というもの。ふだんからトシさんの顔を見て生理痛のつらさをしのいでいるという方にご協力いただき実験を行うと、脳のある部分が活発に反応していることが分かりました。今回の実験で確認されたのは、「側坐核(そくざかく)」を含む痛みに関係する脳の部位の反応。この反応から、脳内にオピオイドと呼ばれる強力な鎮痛物質が分泌されていることが類推されます。だから、痛みが和らいだのではないかと考えられるのです。

04

明日を前向きに生きるための“おまじない”

今回の取材で見つけた「おまじない」を2つご紹介します。

1つ目は「歯ぎしり」のお悩みを解消できちゃうかもしれない「おまじない」です。それは、寝る前に「唇は閉じて、歯は離す」と声に出して繰り返し20回唱えるだけ。実際に歯科医師が患者に指導しているもので、およそ500人を対象にしたある調査によると9割以上に一定の効果がありました。専門家によると、効果が出るまでには少なくとも1か月以上は続けて欲しいとのことでした。

2つ目は、集中力や記憶力がアップしちゃう可能性を秘めた「おまじない」。朝起きたとき、「よく寝てたね!」という意味のことばをかけてあげると、その相手の集中力がアップする可能性があるというのです。番組で行った実験でも、「きのう爆睡してたよ」というひと言の「おまじない」をかけた日の方が、おまじないをかけていなかった日に比べて集中度がアップしていました。身近な人へのちょっとした声かけが、良い1日を送るきっかけになるかもしれません!