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乾燥肌改善!“極上美容液”を体内で作り出す秘策
美容

乾燥肌改善!“極上美容液”を体内で作り出す秘策

2021年12月8日(水)午後7時30分
2021年12月15日(水)午後3時10分
NHK+(プラス)番組配信中 NHKオンデマンドでご覧いただけます 番組内容を印刷する

冬は乾燥肌の季節。だからこそ注目したい、モチモチうるおい肌になるための“美容液”とも言うべき液体があります。それはなんと「汗」!汗は暑い夏に体を冷やすだけではなく、皮膚を守るバリアとしての役割もあることが判明。「基礎発汗」という特別な汗が、皮膚に必要な保湿成分を絶え間なく供給しているというのです。この基礎発汗を増やし、肌に潤いを取り戻すための秘策をご紹介します!

 

今回のお役立ち情報
01

汗は「天然美容液」! 汗をかいてモチモチ肌に近づこう!

汗には様々な保湿成分が入っています。「尿素」「乳酸」「乳酸ナトリウム」「乳酸カリウム」が主要な保湿成分です。これらの成分は水とくっつきやすい性質をもっているため、皮膚の表面の水分・角層の水分・空気中の水分と結びつき、いわば「水のバリア」を作ってくれます。その働きで、私たちの肌を乾燥から守ってくれるのです。

番組では汗の保湿効果を検証するためのユニークな実験に挑戦!水を吹きかけた餅(写真左)と、汗の保湿成分の一つである乳酸ナトリウムを吹きかけた餅(写真右)が、それぞれどれくらい乾燥しやすいかを比較してみました。すると、乳酸ナトリウムをかけた餅はツヤツヤだったのに対し、水をかけた餅はカピカピになってしまいました。
※保湿剤として市販されていない乳酸ナトリウムや尿素は肌に直接塗らないでください。

体毛の少ない人間は、進化の過程で、保湿効果のある汗を獲得したと考えられるのです。

02

“汗活”やり方と注意点

肌の保湿にとって重要なのが、目に見えないほど少量ですが常に皮膚から出ている汗。「基礎発汗」と呼ばれています。この基礎発汗を増やすためにはふだんから汗をかくことを意識した生活をする「汗活」が有効です。やり方は簡単!

①湯船につかる ②辛いものや温かいものを食べる ③運動をする
など、汗をかくような行為をするだけです。

ただし、注意点があります。

  • ふだん汗をかく習慣のない方が急に激しい運動やサウナに入るなどの行為をすると、体に支障がでる可能性があります。なので、無理をせず徐々にはじめてください。
  • 汗をかいたときに耐えきれないような痛みや赤い斑点のようなものが出る、お風呂に入ったり運動したりしたときに熱中症を繰り返す、という方は医療機関にご相談ください。
  • 皮膚の表面に残っている汗は、皮膚のトラブルを引き起こすことがあります。必ずふき取るか洗い流してください。
  • 汗の効果を最大限に発揮させるためにも、保湿剤は重要です。保湿剤の使用を急にやめることはしないでください。
  • 乾燥肌の原因には加齢、皮膚の冷え、皮脂の分泌不足、紫外線に当たりすぎ、なども考えられます。それぞれに合った対策が必要ですので、お悩みの方はお近くの皮膚科医にご相談ください。