2019年7月4日(木)

東京五輪チケット 再び抽せん販売へ 落選者に“セカンドチャンス”

桑子
「2週間ほど前に『当選した!』『落選した!』で話題になりました、東京オリンピックの観戦チケット。
抽せんで1枚も当たらなかったとがっかりしていた皆さん、吉報です。」

有馬
「敗者復活の再抽せん、行われることになりそうです。」

東京五輪チケット 落選者に“セカンドチャンス”

オリンピックといえば、この人。

星麻琴リポーター
「オリンピック、もう1回チャンスあるみたいですけれど、どうですか?」

7大会連続 現地で応援 石川恭子さん
「本当にうれしいニュースで、とっても感動している。」

これまで夏のオリンピック、7大会連続で現地応援してきた石川恭子さん。

先月(6月)の抽せん結果の発表の時には…。

7大会連続 現地で応援 石川恭子さん
「落選?えー!1枚も当たらなかったってこと?
びっくりー残念。」

60枚申し込んだチケットは、なんと、すべて落選…。
今回、大会組織委員会は、石川さんのように1枚も当たらずに落選した人を対象に、再び抽せん販売を行う方針を明らかにしました。

7大会連続 現地で応援 石川恭子さん
「こういうふうに柔軟に対応されるとはまったく思いもよらなかった。
もちろんありがたいことではあるけれど、ちょっと振り回されている感はある。」

7大会連続 現地で応援 石川恭子さん
「今度は、絶対当たる〜!」

先月の抽せん販売ですべて落選した人などが、これまでチケットを購入する方法は、今年(2019年)秋以降に行われる先着順の販売と、来年(2020年)春以降、都内に設置予定の販売所などでの販売でした。

しかし今日(4日)、組織委員会は、1枚も当たらなかった人限定で8月までに再び抽せん販売を行う方針を明らかに。
さらに、秋以降に予定していた先着順販売についても、抽せん販売に切り替えることを検討しているとしました。

ネット上では…。

「敗者復活に配慮してもらい、ありがたい。」

「願いがかなった。
今度こそ、当たりますように。」

と歓迎する声がある一方…。

「行きあたりばったり、計画性の無さの表れだ。」

「意味が分からない。
最初からチケット1枚は当たるようにすべきだった。」

など組織委員会の姿勢に批判的な声も。

予定になかった、今回のすべて落選した人への再販売について、組織委員会の担当者は…。

大会組織委員会 古宮正章副事務総長
「予選セッションが多い競技、会場のキャパシティが大きい競技は、一定の量、在庫というか、余力があるのが見えてきた。
セカンドチャンス、第1次に申し込んだが当たらなかった人に限り、そういった場面を作ろうと。」

突然の販売方法の変更。
何が起きているのか…。

スポーツニュース部 房野一尊
「組織委員会が配慮しないわけにはいかないほど、多くの人が1枚も当たらなかったということ。
ある意味、五輪への関心度を「見誤った」と言える。
また外れた人たちからの五輪への批判をそらす狙いもあったと見られる。
そもそも販売チケットには国内以外にも海外向けや競技団体、スポンサー企業などさまざま割り当てがある。
また競技会場では、運営に必要なスペースが調整中。
どれだけ一般向けに売り出せるのか、正確な数字は“動いている”のが実情のようだ。」

オリンピックのチケットを巡っては、過去に、こんなことも。
2000年のシドニー大会では、「公平な条件での販売」をうたいながら、人気のチケットの多くをスポンサーや高額入場券の購入希望者に割り当てたことが発覚。
担当者が辞職に追い込まれる事態となりました。
前回のリオデジャネイロ大会。
さまざまな競技で、ガラガラの客席が目立ちました。

大会の成否を左右しかねないチケットの販売。
今後、どのような対応が求められるのか。

スポーツニュース部 房野一尊
「数字を公表しない背景として組織委員会の幹部の一部には『過去の大会も公表していないからと説明すればいい』と市民やメディアへの情報発信に消極的な考えがある。
販売が終わり、最終的な数字が確定した段階で出すことも検討しているようだが、これだけ関心が高いわけだから販売のこの段階でどれだけ納得感が得られるのかという観点での対応も、組織委員会は求められていると思う。」

東京五輪チケット販売

有馬
「敗者復活のセカンドチャンスはありがたいんですけど、なんだかモヤモヤしたものも残るんですよね。」

桑子
「私たちとすると、思いっきりオリンピックを応援して盛り上げたい。
チケット販売は納得できる形で進めてもらいたいと思います。」

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