2019年9月5日(木)

もうすぐラグビーW杯 日本代表

西川典孝スポーツキャスター
「20日に開幕するラグビーワールドカップ。日本代表のメンバー31人がこちらです。
なんとこのおよそ半分、15人が外国出身の選手なんです。

ラグビーでは国籍にかかわらず、他の国での代表歴がないことを前提に、3年以上継続して居住しているなどの条件を満たせば代表資格を得ることができるんです。」

有馬
「野球やサッカーとは違いますよね。」

桑子
「ということは、様々な国籍の選手がいて、どうチームを一つにしていくか、ということですよね。」

西川スポーツキャスター
「そこで大事になるのがラグビーの精神、「one for all, all for one.」。
日本代表の誇りを胸に、国籍に関係なく、仲間のため、チームのために体を張れる選手を選んでますので、そこは問題ない。
きょうはこの中で、注目する選手がいます。
外国出身選手として最多、4回目のワールドカップに挑む、トンプソン ルーク選手です。」

もうすぐW杯 “日本代表は誇り”トンプソン選手

流ちょうな日本語で話すトンプソン ルーク選手。
チーム最年長、38歳です。

ラグビーW杯 日本代表 トンプソン ルーク選手
「僕はおじいちゃんだから。
自分の仕事だけ集中。」

しかし、ボールを持てば…、この迫力十分の突破。
そして体を張った、代名詞のタックルで日本代表を支えています。

前回のワールドカップで“影のMVP”といわれたトンプソン選手。
4回目となる今大会でも活躍が期待されています。

ラグビーW杯 日本代表 トンプソン ルーク選手
「自分のプレーは特別じゃないけど、努力のプレー、ハードなプレー、チーム、国、家族のため。
めっちゃ頑張りたい。」

ニュージーランド出身で、15年前に来日したトンプソン選手。
当初は2年ほどで帰る予定でしたが…。
日本人の優しさや文化に触れ、9年前には日本国籍も取得しました。
さらに、トンプソン選手の地元では…。

松苗竜太郎リポーター
「東大阪市です。
市役所には、代表メンバー入りを祝う垂れ幕が掲げられています。
まちをあげてトンプソン選手を応援しています。」

この垂れ幕、トンプソン選手をみんなで応援したいと急きょ作られました。

東大阪市 花園ラグビー場の責任者
「ラグビー場付近にも常に自転車で来るので、本当に身近な存在で、東大阪市としても全面的に応援したい。」

まちの人も…。

「ラーメン屋さんかどこかに行っていた。
お子さんと一緒に気さくな感じで。」

「日本人のサムライ魂を持っている。
東大阪の誇り。
頑張ってほしい。」

こちらはトンプソン選手が長年家族で通っている定食屋です。

松苗リポーター
「ご家族で来た時ですね。」

行きつけの定食屋 河野和子さん
「ガラッと入ってきて“お母さん元気?”って帰って来てくれて。」

松苗リポーター
「日本代表にまた選ばれたじゃないですか。」

行きつけの定食屋 河野和子さん
「最高にうれしかった。
やったーって思った。」

そんなトンプソン選手が必ず注文するメニューがあります。
オムライス、特大です。

大盛りごはんと卵3個を使った特別サイズです。

松苗リポーター
「おいしい。
本当に心が温かくなる味というか。」

行きつけの定食屋 河野和子さん
「懐かしい味でしょ。
練習きついときは食べにくいみたいですけどね。
オムライスやったら食べられると言ってたな。」

トンプソン選手を食で支える定食屋。
その、おかみは…。

行きつけの定食屋 河野和子さん
「けがされたら一緒になって痛いしね。
下に押しつぶされたら大丈夫かなって心臓がどきどきしますしね。
ここまできたら、もうわが子以上に気になるよね。
愛着はありますね。」

もうすぐW杯 日本代表 国籍・文化など超え 心一つに

生まれや育ちなどの違いを越え、選手たちが一丸となって戦う日本代表。
元代表のキャプテン・廣瀬俊朗さんは、国籍や文化など、それぞれの個性を認め合うことでチームがより強さを増すと言います。

元日本代表キャプテン 廣瀬俊朗さん
「僕たち以上に日本のことを好きになってくるとか、日本の良さを知っているのはすごく感じる。
日本に来て日本代表のために戦ってくれている時に、国を背負う価値ってこういうものだって、すごく教わったような気がする。」

その上で…。

元日本代表キャプテン 廣瀬俊朗さん
「ラクビーもしくは今回のワールドカップをへて、グローバルとかいろんな国籍の人が同じ目的をもって戦うときに何が大事か、日本のみなさんが何か感じてもらえることがあれば、ラグビーW杯の意義が1つ増えたかなと思う。」

ラグビーW杯 日本代表 トンプソン ルーク選手
「日本で生まれたんじゃないけど、この国は本当にすばらしい国。
僕の心はすごく日本人っぽい。
日本代表でプレーすることは誇り。」

有馬
「多様性の時代を先取りしているのがラグビー、という感じ。」

桑子
「外国出身の選手にも注目したいな、と思いますよね。
日本のために体を張ってくれるわけですからね。」

西川スポーツキャスター
「日本人よりも日本人らしさを感じる気がしましたよね。」

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