2019年9月12日(木)

開幕迫る ラグビーW杯 NZ代表オールブラックス

早坂隆信スポーツキャスター
「いよいよ幕が開けるラグビー・ワールドカップ。
注目は、3連覇を狙うニュージーランド代表『オールブラックス』。
圧倒的なパワーに、華麗なパスワーク。
さらにファンを魅了するのが…。」

NZ代表オールブラックス 「ハカ」にかける思い

有馬
「すごい迫力ですね。」

桑子
「試合が始まる前から圧倒されますね、早坂さん。」

早坂スポーツキャスター
「ただこの『ハカ』、実はただ相手を威嚇することが目的ではないんです。
ハカに込められた思い。
そして、ハカが与えるパワー。
その秘密に迫りました。」

オールブラックス 「ハカ」にかける思い

ハカのリーダーを務めるペレナラ選手です。

ニュージーランド代表 TJ・ペレナラ選手
「ハカをリードするのは特別なことです。
オールブラックスのハカをやることを夢みてきました。」

ハカとはなにか。
もともとはニュージーランドの先住民族「マオリ」が、戦いの前などに行っていた伝統的な踊りです。

ニュージーランド代表 TJ・ペレナラ選手
「ハカはオールブラックスを超える存在です。
祖先から受け継ぎ、自分が何者であるか表現するのです。」

そのハカを、試合前に行う意味は…。

ニュージーランド代表 TJ・ペレナラ選手
「多くの人はハカを威嚇だと思っているし、部族の戦いの前に行われていました。
ただ相手への尊敬も込められていて、私は敬意の象徴だと思っています。」

ニュージーランド代表 TJ・ペレナラ選手
「ハカは威嚇ではありません。
その場にいるすべての人への敬意です。」

ハカのリーダーを務めるペレナラ選手。
ポジションは、スクラムハーフです。
フォワードからボールを受け、バックスにパスを展開する、「チームの心臓」とも言われる役割を果たしています。
それに加えて、持ち味は、相手からボールを奪い返す、このプレー。
チームのために勇気を持って体を張り、試合の流れを大きく変えます。

ニュージーランド代表 TJ・ペレナラ選手
「ハカは私たちを団結させます。
思いを共有し、チームを結束させるのです。」

選手たちの闘争心を支える「ハカ」。
オールブラックスの欠かせない儀式として、100年以上前から行われてきました。

さまざまな生い立ちや人種のメンバーで構成されるオールブラックス。
ペレナラ選手はチームが一丸となって戦うために、ハカは欠かせないといいます。

ニュージーランド代表 TJ・ペレナラ選手
「ハカによって、われわれは同じ土地に住む仲間になれます。
マオリ、サモア、トンガ、フィジーも関係ありません。
ハカで私たちは同じゴールを目指します。
ラグビーには多様性があります。
違う環境・観点の人がひとつのゴールに向かうことで、相乗効果でものすごいパワーが生まれるんです。」

3連覇に挑む オールブラックス

桑子
「目の前でされると威圧感を感じますけど、相手への敬意の表れでもあるんですね。」

有馬
「誤解していましたね。」

早坂スポーツキャスター
「プレッシャーを受けるというのも間違いないことだと思いますけど、敬意も込められている。
ワールドカップの開幕は20日、オールブラックス・ニュージーランド代表は翌21日、初戦で強豪・南アフリカと対戦します。」

有馬
「日本代表が“なんとか”勝ち抜いて、この『ハカ』と対面してほしな、と思いますよね。」

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