2019年9月25日(水)

ラグビーW杯が岩手 釜石に

一橋
「ワールドカップ開幕以来初めて、今日(25日)、釜石で試合が行われました。」

有馬
「鉄とラグビーの街ですね!」

一橋
「東日本大震災から8年。
釜石の町にワールドカップがやってきました。」

“ラグビーW杯で復興を” 岩手釜石で試合開催

深川リポーター
「地元の人が待ち望んだワールドカップ、その1日が始まります。」

駅に到着した電車には、人、人、人。
海外からのファンも。

海外からのファン
「とてもすばらしい日よ。」

「きょうの試合が楽しみだ。」

「ゴー!フィジー、ゴー!」

地元の人もうちわや小旗を配って釜石を訪れた人々を歓迎します。
競技場には試合の何時間も前から、たくさんの人たちの長い列。

観客
「いい試合を期待したい。
みんなでおいしいビールを飲めたらいい。」

釜石の街に人が溢れ、盛り上がっていました。

地元・釜石で、この日を心待ちにしていた人がいます。
飲食店を営む平原多喜子さんです。
見せてくれたのは、ラグビーボール。

飲食店経営 平原多喜子さん
「みんなのサインが入っている。
大事な大事なもの。」

「新日鉄釜石」の黄金時代を支えた選手たちのサインが書かれています。
ラグビー選手やファンに愛され続けてきたお店です。

飲食店経営 平原多喜子さん
「私からみると息子のような感じ。
だから、かわいくてしょうがないの。」

ラグビーは釜石の街を活気づけていました。
今も記憶に残るのが、優勝パレードです。

しかし、津波で街の様子は一変。
平原さんの店も大きく壊れました。
5年前、平原さんは元の場所で営業を再開しました。
ただ、かつてのにぎわいにはまだ遠く、今回のワールドカップに期待を寄せていました。

平原多喜子さん
「まだまだ暗いから、明るさが欲しい。」

そして、いよいよキックオフ。
平原さんもパブリックビューイングが行われるファンゾーンに到着。

平原多喜子さん
「やっぱり“頑張れ”ってことでね、応援がいちばん。」

釜石のワールドカップが幕をあけました。
両チームがトライを奪い合う展開、これにはスタンドもファンゾーンも大興奮。
試合は前半にリードを奪ったウルグアイが、追い上げるフィジーを振り切り勝利。
観客も両チームの健闘をたたえました。

観客
「なかなかないことなので感激しました。」

「こんなにうれしいことはない。
すばらしい。」

平原さんは…。

平原多喜子さん
「みんな勇気づけられたのではないか。
ラグビーでみんな喜んでいると思う。
震災後のことだし、店も家もやられて大変な時期に、こうして明るい(W杯を)もってきてもらったというのがいちばん。
最高です、釜石は最高です。」

有馬
「ラグビーのゲーム、そして自分たちの釜石にも大漁旗を振っているように見えましたね。」

一橋
「このワールドカップを復興の象徴と位置づけてきた釜石のみなさん。
試合を終えた街はどんな雰囲気なのか。
平原さんのお店と中継がつながっています。」

ラグビーの“聖地” 初戦を終えた表情は

深川リポーター
「皆さん、盛り上がってますか!?
試合が終わってから5時間ほどたっていますが、スタジアムの熱気そのまま、お店も大にぎわいです。
夕方から次第にラグビーファンの方、地元の方が集まってきています。
店主の平原さんにお話をうかがいます。
今日一日、どんな気持ちで過ごされましたか?」

平原多喜子さん
「すごくドキドキして。
両チームとも頑張ってもらって、釜石に寄ってもらって。
来月(10月)もあるから、頑張りましょう!」

深川リポーター
「もうひと方、釜石を愛し、釜石に愛されたレジェンド、新日鉄釜石のスクラムハーフ、坂下功正さんです。
この盛り上がり、どう感じてらっしゃいましたか?」

釜石シーウェイブス シニアアドバイザー 坂下功正さん
「今日の試合は最高でしたね。
このW杯が釜石で2試合見られるということは、最高に自分もわくわく、感動しました。
世界中、日本中からたくさんの人たちが来てくれて、この大会を機に、たくさんの方が釜石に来られるような大会になってほしいですね。」

一橋
「釜石ではもう1試合、来月13日にナミビアvsカナダが行われる予定です。」


「また地元の皆さんの笑顔が見られるといいですね。」

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