2020年1月27日(月)

レジ袋有料化へ 削減への動き 全国各地で

桑子
「海岸に打ち上げられたプラスチックごみ。
こうしたごみを無くすきっかけにしようと、ことし(2020年)7月から義務づけられるのが、プラスチック製のレジ袋の有料化です。」

有馬
「身近なレジ袋を有料化することで、プラスチックごみ全体の削減につなげようというのが国の狙いです。
どうすればレジ袋を減らせるのか。
いま、全国で取り組みが広がっています。」

レジ袋有料化へ 削減への動き 各地で

きょう(27日)、レジ袋の使用を減らすための実証実験が始まりました。
レジ袋が必要な人は、引き換えカードを手にとって、店員に提示。
そのカードには海岸にプラスチックごみが散乱している様子が描かれています。
用意されたカードは4種類。

実験は3週間行われ、どのカードが効果があるのか、検証することにしています。
レジ袋をもらわない人の割合は、コンビニでは20%あまり。
大手スーパーなどでも54%にとどまっています。

レジ袋を減らす取り組み、いま各地で広がっています。
こちらのコンビニでは…。

「レジ袋3円ですがいかがですか。」

「いらないです。」

去年(2019年)から試験的に2つの店舗で、レジ袋をすべて有料としました。

「マイバッグ持ってるし、いいと思う。」

「今までは便利すぎた。
サービスしすぎていたと思う。」

この店では、レジ袋をもらわない人の割合は88%と、大幅に増えたということです。

ミニストップイオンタワー店 秋保孝伸店長
「環境に対する配慮というところが、以前より高く意識されていると感じる。」

レジ袋の提供を、条例で禁止しようという自治体もあります。
京都府亀岡市です。
峡谷の景色を楽しめる保津川下りが人気ですが…。
川沿いにはレジ袋などが散乱しています。

そこで1年ほど前に検討を始めたのが「レジ袋の提供禁止」条例です。

市民
「慣れてくると思う。
そうしないといけないということになるとね。」

市民
「何とも言えないけどな。
あの袋、便利だからね。」

市民
「反対まではしないけど、亀岡だけが頑張っても、みんながついてきてくれるかなと。」

先月(12月)、市は事業者に、条例の素案を説明しました。
賛同する意見が多く上がる一方、「代わりに紙袋を渡すとしてもコスト負担がつらい」とか、「知らずに訪れた人はどうするのか」といった意見も出ました。

亀岡市環境政策課 山内剛課長
「(検討開始)当時よりは、理解してもらえていると思う。
ギリギリまで私どもは説明を続ける、そういう思い。」

市が方針を打ち出したことで市民の意識に変化も芽生えています。
レジ袋をもらわず、車の後部座席に運び入れる人たちの姿も。

取材班
「昔から?」

「この問題が出てから“なるほど”と。
環境のためにと思う。」

市は今年度中に条例を成立させ、8月に施行することを目指しています。

亀岡市 桂川孝裕市長
「否定的な人もいるのも事実。
1人でも理解していただくよう取り組むのが我々の仕事。
まず日本の環境への取り組みに一石を投じて、いいふうに変わっていくのではないかと期待。」

一方、回収する仕組みを作ることで、ゴミとなるレジ袋を減らそうという取り組みも。
神奈川県が推進する、このレジ袋。

主に石灰石でできていて、使用後に回収することでリサイクルし、再び製品として利用しようというのです。

そのため県が企業と進めているのが、石灰石でできたレジ袋などを回収する箱の設置です。

神奈川県いのち・SDGs担当 山口健太郎理事
「例えば回収ボックスのところに、リサイクル製品はこんなものになりますよみたいな。」

回収箱は、今週から郵便局など20か所以上に設置予定。
県では、レジ袋は捨てるものではなく、回収するものだという意識に変えていこうとしています。

神奈川県いのち・SDGs担当 山口健太郎理事
「持続可能な循環型社会を目指していきたいと思っているので。
これは簡単ではないが、一歩ずつ、着実に広めていきたい。」

レジ袋有料化へ 各地で取り組みはじまる

桑子
「色々な取り組み、始まっていますね。」

有馬
「京都の亀岡市の皆さん、実感込もっていましたね。
スーパーに行くときに、マイバックは持って行くことが多いですけど、ふらっとコンビニに寄るときには、ついついレジ袋をもらってしまうというのは、正直、実態ではありますね。」

桑子
「コンビニだと当然のようにもらってしまっている自分がいる。
これもダメですよね。
7月からレジ袋有料になりますが、その『ついつい』を改めるきっかけにできたらいいなと思います。」

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